TVを見ていると、20代、30代の若い人の間でレコードが人気になっているとの報道があった。
私など、長年のレコード・ファンの一人で、コロナ下でときどき聴いている。
3,4歳のころから聴いているので、その付き合いは長い。
針のつけ方が悪く、演奏中に針が飛び、びっくりしたことなど、鮮明に覚えている。
いろいろなプレーヤーが発売され、替え針の購入に苦労しなくて済みそうだ。
画面に出ていた、日本へ送るというビル・エバンスのレコードは私も所蔵している。
レコードは、ジャケットと共に、いろいろな記憶と共存している。
私がブログを始めたのも、「想い出の小箱 レコード・コレクションから」で、レコードにまつわる記憶を記述したものだった。
ジャズ喫茶で、一杯40円のコーヒーを飲みながら何時間も粘って、ジャズ談議に耽ったことなど思い出す。
残念ながら、今は、そんな仲間はいないので、一人で聴くだけである。