想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

イ・セドル九段の引退碁

2020-04-19 10:53:16 | 囲碁

イ・セドル九段といえば、世界最強の棋士の一人であったが、昨年末に引退することになり、コンピューター囲碁のベスト4に入る韓国製のハンドルと引退碁が行われ、囲碁チャンネルで対局を見た。
思い出すのは、AI囲碁のアルファと対戦して敗れたことである。
人間最強の棋士がコンピューターに1勝4敗で敗れたのは驚きであり、新しい時代に入った。
引退碁は、イ・セドルが、2子の逆コミ7目半の対戦で、第1局に勝てば、次局は互先、負ければ3子という厳しさである。
いくら何でも、2子なら勝ってほしいと願いながら観戦した。
AI囲碁もまだ進化の途中のようで、AIの失着で、見事イ・セドルが第1局に勝利した。
ただ、互先では人間は勝てない時代に入ったようである。
日本の電聖戦は第1回から見ているが、第5回は一力が互先で敗れている。
解説の小林覚9段によると、人間のプロが置石をするようになるのだろうという。

追記:先日購入したソフトにも、ヒントがついていた。