住友商事が資源関係で大損を出したのに続き、三井物産、三菱商事も大赤字を出し、三井物産は創業以来の赤字決算になるという。
両社とも、一時は資源関係で大きな利益を計上したが、一転して大損失である。
住友商事の場合もそうだったが、総合商社は、ITでも最先端を行っている筈なのに、これだけ巨額の損失がもっと早く把握できないのかが不思議である。
総合商社の利益構成が資源に片寄っていることは、すでに指摘されていたことであり、一本足経営のリスクは、どの会社にも共通の課題である。
商社役員の年俸、賞与は、私のサラリーマン時代とは比較にならないほど多額なのに驚く。
今回の赤字に対して、ボーナスを支給しないとのことだが、以前に得た多額の賞与の一部を返還しても良いほどの大赤字である。
他社も大赤字を出しているので、気が楽とでも思っているのではないだろうが・・・
株主総会でどんな説明をするのか、興味深い。