テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

B&O (Bang & Olufsen), Beosound Century

2018-02-11 11:50:25 | Weblog

今日も B&O, (Bang & Olufsen) Beosound Century をお預かりした。 二日続けて同一モデルを
お預かりするのは初めてとなった。 この種の機器の修理、動作確認等に付きましてはこちらの
ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/からお問い合わせ下さい。

お話では前面のガラスドアとCDの蓋が開閉しないとのことだった。 3年前に同様の修理を行った
が何処まで記憶しているか? (ガラスドアが外れていたが幸い割れてはいなかった)

2月12日 昨日カバーを外し内部を見ておいたが、今日は朝からレストアに取り掛かった。

ガラスドアは良好に開閉する様になったもののCDのカバーが少ししか動かない。

ご依頼主のお話では強制的にCDを装填して聴いていたとのお話だったので、カバーを押し付け
動かしてみたところ確かに良好に演奏出来、連続運転をしてみたが問題は無かった。

輸送時外れて仕舞ったガラスドアに金属部品を接着した(明日まで硬化を待とう)。

リモコンの電池の電極に緑青(腐食)が診られたので取り除いておいた。

何故ガラスドアは良好に開閉するのに同じ機構系を使っているCDのカバーが少ししか動かない
のが解せず外して細かく診てみたが単体では良好に機能していた。 何とも解せない!

帰路通勤電車で今日のことを反芻してみたがCDのカバーを動かしている部分の移動量をセ
ンスしている部分(回路)に問題が有るのでは無いかと想われた。 サテどうするか? 

 

2月13日 昨夜我が家で今回の機種のサービスマニュアルをDL し、メもを取っておいた(我が家に
目下動作するプリンタは無いので)。 電気的、機構的にどうなのか動作を診てみよう。

 

ギア・センサに使われていたのは想像していたフォト・インターラプタでは無くフォト・カプラの様
だった。 つまり反射光をセンスしている構造の様だった。 因みにB&Oでの呼称はCD Clamper

ギアの先端が見えているがここの汚れが誤動作の原因と考えられたのでひたすら汚れを落とした。

何度かクリーニングを繰り返した結果、好結果を得た。 ヤッタ!

実際に何度か動作を繰り返し非常に良好だったのでガラスドアも組み込み終わりとした。

 


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