テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

AWC の今月2度目のオンライン・ミーティング

2020-05-16 21:20:24 | Weblog

2週間前にもオンライン・ミーティングを開催したがその際はカメラが間に合わず声だけの参加とな
ったが昨日Webカメラが届き何とか今回は画像も送れた。 今回は7人の参加だったが画像が多く少
しづつアップしてみよう。 こちらえのご連絡は HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。  
ところで昨日届いたカメラの取説はWin.7用でパソコン音痴の自分には可成りハードルが高い様だった。
( 特にWin.10 とは)一応何とかミーティングには参加出来たが未だ問題が残る。

先ずは松本で博物館を運営している O さんに近況をお話頂いたが目下倉庫用に検討しているコンク
リート4階建ての建物のお話と、先頃取り組まれた6球、高周波付き(使われているのは何故か3連で
は無く2連バリコン)ラジオの修理の顛末を伺った。下は前回メインテーマとなった収蔵品のフィルモン。

 

次いで伊予市に昨年末移住された N さんご夫妻から近況を伺った。

居間には B&O のペンタが見えているが映画を小さなテレビで観る時も音が良いと全然迫力が違う
とのお話だった。 上の画像のターンテーブルの下には本来 B&O の 9000 が置かれる予定だった
が輸送中に壊れて仕舞い目下運送屋さんから修理屋さんに行っているとのことだった。

下は近くの公園で(管理者の許可を得て)取って来た梅の実の灰汁抜きをしているところ。

 

前回葉山の S さんの画像が見難かったがその後上の富士通のP/Cを購入され今回は鮮明だった。

先頃音質の比較用に購入された真空管アンプ(メーカー不明、多分中国製)。

比較する山水のアンプが見えている。 ターンテーブルは信号線が切れていたとのこと。

永年取り組んでいらっしゃる BC-342 (2台目?)

電源部の抵抗から煙が出ていたとのこと。

前面パネルも塗り替えていらした。

マイカコンデンサも一つ一つ絶縁を確認されたとのこと。

トランスの片方は油?(ピッチ?)が溶け出ていたそう。

コンデンサの多くが短絡していたとのお話だった。

TRIO, 9R-59 と中身は全く同じ Lafayette, KT-320

配線を全てやり直したがその際に板金用の半田フラックス(強酸性)を使い、数か所スパークする
様になって仕舞、結果パーツクリーナーで全て洗浄したとの大変なお話も聞いた。

次いでこちらもアレコレ手を加えている BC348 に話は移った。

BC348 用のコネクタをネットオークションで3千円程で落札されたとのこと。

レストアされた松下の3バンドラジオ

ペーパーコンデンサを換え、ダイアル部分のスプリングもピアノ線で自作されたそう。

ヒコックの真空管試験機で 6V6 や 6AQ5 の gm を測定すると指示値が徐々に下がる原因が不明との
お話を頂いたが使われているメインの整流管 83 は目下 80 で代用されているとのことだった。

新横浜の M さんからは何時もながら身近に在る物を工夫して作られた物を見せて頂いた。 今回は鱒寿
司の入れ物(薄い木製の周りの部分)を骨組みに使い、そこに和紙を貼り付けたコーンスピーカーを先ず
見せて頂いた。 基部のネックにはペットボトルと照明器具のプラスチック部分を流用されていた。

音源にはセラミック・スピーカー(振動子)が使われていた。

本体とホーン部分を結んでいるパイプ部分は水道屋さんが工事の時に残していった塩ビパイプをガス
コンロの熱で曲げた物だそうで、この部分は計算では 600Hz 以下は出ないとのこと。

もう一つは缶詰の蓋2枚を半田付けして作った気圧計(空盒式=気圧計としてはポピュラーなアネ
ロイド式)。 真空度は低いものの一応使えそうだが、未だ実験結果は出ていないとのお話だった。

 

金沢の O さんはクリニックを閉めて仕舞い、時間があるのでひたすら戦前からの古い雑誌をiPadに
取り込んでいるとのお話を頂き、最後に自分が先頃修理した物の話をさせて頂き4時間半程のミー
ティングをお開きにした。

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