6月17日 先月末に修理を担当したこのラジオを取り付けたがAMが受信出来ず、選局ツマミを
回して行くと周期的に雑音が入るとの電話を昨日大阪から貰った。 直ぐに送って貰い今日届
いた物を診せて貰ったが予想通り何の異常も見当らなかった。 念の為BC用IFT全てとアンテ
ナトリマーを調整してみたがこれらにも問題は見られなかった。 サテ、何とも解せないがFMは
問題無く動作しているのに中波が受信出来ず、周期的に雑音が出ると云うのは近くにスイッチ
ング・レギュレータを電源に使っている装置が在るのだろうか? またはアンテナとラジオ間に
何か中波を減衰させて仕舞う様な回路(装置)でも入っているのではないだろうか?不思議だ!
5月31日 今日頑張った甲斐があり何とか好結果を得られた。 結論から云えば発振はケミコン
数個の容量抜けに起因していた。 *回路図と部品配置図が見付かり作業が捗った。
5月30日 動作を確かめたところバンド切換えに問題は無かったがAMが発振ギミでこれでは使い
ものになりそうも無い。 (ただFMには全く問題は見られなかった) AMでの発振が何に起因する
のか目下不明だが何れにせよこの種の問題は可也難航しそうだ。
今日お預かりしたのはBeckerの1970年代のEuropaでお話しではどのボタンを押しても中波のま
までFMに変らないということでしたが俄かには信じがたく近々調べさせて頂きましょう。 この種の
ラジオの修理に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。