テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Braun, SK 55(再)

2023-08-12 11:35:41 | オーディオ

先日手掛けた物でレコードを演奏しても上手く機能する時とそうで無い時が有るとのお話でお持ち
頂いた。 この種の物の修理のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお
願い致します。

動作を確認したが問題は診られ無かった。

カートリッジ・シェルのトーンアームえの固定が不完全だった。

配線を確認したが問題は診られ無かった。

念の為カートリッジ部分の配線をやり直し、エポキシ系の接着剤で固定した。

接着剤の硬化を待とう。

室温が高いので比較的短時間で硬化したので組み込んだ。

ところが回転も遅く、音声回路も繋がって無い様だった。 上の画像の中央部に見えるベークライ
ト部分は2系統?のスイッチになっており電源と音声回路の ON/OFF を行っているが機能して無い

ベークライト部分は分解したことが有ったか定かで無いが壊して仕舞う可能性が高いので困った。

8月15日 部品取りの同一モデルを今日お送り頂けることになったので交換の準備に取り掛かった。

8月16日 追跡結果残念ながら今日の配達には間に合わない様だった。

8月17日 部品取りの物が届き早速移植に取り掛かった。

ターンテーブル部分の回転開始、停止は良好で音声出力も出たが何故か稀に出力が無くなった。

色々調べたが問題は残念ながら見付から無かった。

8月18日 何とも偶に音声出力が無くなる原因が分からず最後にカートリッジを交換した。 明日
には接着剤が硬化していると想うので明日結果を診て見よう。

テストレコードの 3KHz での結果上は 2.587 KHz、下は 2.603 KHz 各-13.7%、-13.2%

上は 2.598KHz =-13.4%、下は 2.589KHz=-13.7% 

回転数は+/- 5%位に納めたい。

2.644KHz=-11.8% と若干改善された。

カウンターウェイトを調整し針圧を下げた結果上は 2.633KHz 下は 2.654KHz=-12.3, -11.5%

8月20日 昨日はテストレコードから3KHz (演奏時間120秒)を加えたが、今日は時間は短い(30秒)
が出力波形の綺麗な 1KHzで動作を確認した。 上は 971.1Hz=-2.89%、下は 970.8Hz=-2.92%

 

 

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