テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

SONY, CRF-320

2020-01-16 11:45:18 | ラジオ

今日の1台目はこれまでにも2度取り組んだ SONY, CRF-320 で数年ぶりに通電したところ全く
音が出なかったとのお話だった。 この種の受信機の修理のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

早速動作を診てみたが MW と FM は一応機能していたがSメーターは振れず、また歪が多かった。

SW バンドも(アンテナ・チューニングを含め)機能していたが周波数カウンターはMHz台が表示
されるのみで100KHz台以下が表示されなかった。 

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パイオニア FM-R301

2020-01-16 11:44:33 | オーディオ

2台目はパイオニアの FM-R301 中波、短波、FM 3バンドラジオで通電後暫くするとノイズが混入する
とのお話だった。  この種のラジオの修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願
い致します。

通電し動作を診させて頂いた。 真空管のソケット部分の接触不良が診られたがAM/FMで動作をみ
てみたが1時間以上経過した今もノイズは出ていない。 AMでは若干発振(多分IFでの) が診られた。

上は AM、 下は FM での状態。

その後ご依頼主から連絡を頂き、パソコンからの信号をアンプとして使っていたとのお話だった。

1月20日 昨日午後数時間連続運転を行ったが問題は診られなかった。 昨日はケースを外していた
ので今日はケースを被せ連続運転を開始した。 ワイドFMで TBS を受信中。

ゴーサインを頂いたので先ずはコンデンサ類の交換に取り掛かった。

交換を終え動作を診てみたところ可成り音量が上がり結果としてボリューム部分の配線が大きく間違
っていることに気付いた。(これでは音量の変化が少ないがこれを交換した方が間違った様だった)

1月21日 回路を回路図通りに修正した。

FMの下端を76MHzとした。 上は76.5MHzのインターFM(鶴見中継) 受信時。

AMも調整し最終確認に取り掛かったが何としても音量が大きく、かつ音量調整が殆ど出来なかった。 
想定外の時間を費やして仕舞ったが結果として電源のデカップリング用のコンデンサの容量抜けが原
因だった。 電解コンデンサ (22μF/350V) 2個を追加し好結果を得た。

上はワイド FM の TBS (90.5MHz) 受信時。 感度も良好。

 

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Blaupunkt, Frankfurt (x6)

2020-01-16 11:41:11 | 

3組目は Blaupunkt の Frankfurt と想われる6台で FM のカバレッジの改造依頼を頂いた。 この種の
カーラジオの修理、改造のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

1月17日 FMのカバレッジの改造に取り掛かったが1台目から躓いて仕舞った。

1月18日 昨日今日と取り組み何とか4台の改造を終えたが、昨日躓いた物もそうだったがこれまで
数十台取り組んだ今回の機種で使われていた定数と大きく異なっていた。  FMのフロントエンドの
定数が変わるのは(同一回路に於いて)滅多に無いことなので何とも考え難い。

1月19日 1台感度は良好だったが音量が大きく変化し1/4程になって仕舞う物が在った。  今回の
機種の資料が無くどうするかと迷ったが駄目元で取り組んでみた。

音声回路の基板を爪で弾くと大きなノイズが出ていたので半田クラックが疑られたのでひたすらこ
の基板内の半田付けをやり直した。 その後ノイズは出なくなったので多分これで大丈夫と想う。

1月21日 改めて感度を確認してみたが先日躓いた物を含む2台の感度が低かったので元の
状態に戻した。 ただそれでも感度は低く初めての経験となった。 次からは先ず感度を確認
し、良好だった物だけを改造しよう。

 

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