テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

BRAUN, SK 4/1 (1957)

2019-01-12 13:59:42 | Weblog

2台目は Braun, SK 4/1でSK 55は何度か手掛けたがこの機種は2度目だったか? ラジオが動作しな
くなって仕舞い、ターンテーブル部分はクラック等が可也在り使ったことが無いとのお話だった。
この種の装置の修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致
します。

ターンテーブルの傷みは可也で、モーターの取り付け部分にも問題が有り落ちて仕舞っていた。

内部を診てみたがアレレとなったのは真空管 (ECC85) が外れて落ちていた。 これでは動作はしない。

落ちていた ECC85 は劣化していたので交換した結果ラジオ(特にFM)は動作し始めた。

ターンテーブル部分の修復に取り掛かった。

モーターとアイドラの間隔が開いて仕舞っていてターンテーブルが上手く回転しなかった。

奥の手を使わせて頂きモーターは上手く回転する様になった。

ただ残念ながらクリスタル・カートリッジはお約束通り既に死んでいた(潮解性が有り仕方無い)。

1月13日 切れ掛かっていたランプを交換し、外部入力端子(入力回路の改造を行い)を設けた。

 

1月14日 一日遅れでゴーサインを頂いた、既に組み込んでしまったので再度分解しなければならず
時間を多く要することになったが無事交換を終え、動作確認を行った。

 

 

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AMI ジュークボックス用アンプ(再)

2019-01-12 11:17:45 | Weblog

今日の1台目は2017年12月にも手掛けたアンプでハムが気になる様になったとのお話だった。この
種のアンプの修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致し
ます。

電源のブロック型電解コンデンサに可也液漏れが診られたがこれが原因か?

1月13日 先ずは液漏れを起こしているブロック型ケミコンにチューブラー型を外付けしてみたが変化無し

出力管を抜くと当然ながらハムは無くなるがこの状態でのB電圧は390V程だった。 出力管を装着する
とこのB電圧は約200Vとなった。 このことからカップリングのコンデンサの絶縁不良かバイアス電圧の
低下を想像した。

先ずはバイアス用C電圧を診てみた。 定格は-18.5Vなのだが-6V程しか無く100μのケミコンを換えた

結果-31.5Vのところが-27.1Vとなった。

電圧は高くなったが-18.5Vには足りず、補正用の抵抗を加え略定格通りの電圧とした。

結果ハムのレベルは可也小さくなり、負荷時の電圧も300Vとなったが、念の為80μ/450Vのところに
120μ/385Vを加えた結果ハムは全く感じられないレベルとなり電圧も313Vとなった。

 

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