テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Hammarlund, PRO-310 Communicatios Receiver (1955-1957)

2014-11-22 13:01:45 | Weblog

今日お預かりしたのは Hammarlund の PRO-310 で、周波数が若干ズレており、また一定周波数間隔でBFO
の様な信号が混入するとのお話だった。  この種の受信機の修理、調整、改造に付きましてはこちらのホー
ムページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

前の前のオーナーが米国で検波回路をプロダクト検波に改造したのが原因かも知れないとのことだった。

一定周波数間隔で信号が混入する問題は原因が分かり解消した。 次に周波数のズレの調整に取り掛か
ったが確かに上の画像の様に90KHz近く低い方にズレていた。

この機種のマニュアルに依ると上の画像の穴から調整することになっているが可成り位置がズレているの
と、特殊な調整棒を要するのでこの穴からの調整は諦めた。

若干パララックス(視差)が在るが周波数を合わせ、他のバンドも一通り合わせた。

一番上のバンドの動作が不安定だったので一度発振コイルを外し接点を磨いた結果良好となった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする