先日、長崎のお土産で、日本一甘いお菓子カスドースをいただいたことを
書かせていただきました。こちらです。
今日は、その続き。
長崎のお菓子 「一口香」をいただきました。
牧瀬製菓の一口香です。
一口香を最後に食べたのは、たぶん高校の修学旅行の帰り。
寝台特急の中で、クラスメイトがお土産の買った一口香を
みんなでわいわい言いながら食べた記憶があります。
皮がパリッとしていて、中が空洞で、黒糖の餡が皮にくっついていた・・・。
その程度の記憶しかなかった。
ただみんなで「変なお菓子」とか「中に何も入ってないよ。」と
笑っていたことだけは覚えています。
その記憶をもとに、きれいに割れるかなぁと手に取ってみると、
なんか軟らかい。
包丁もスッと入った。
硬くない!!
食感もふわっとしていて、素朴な味わい。
後から生姜の風味が追いかけてきます。
そこで袋をよく見直すと
「ソフト」の文字が!!
一口香の歴史は古く、唐の禅僧や東シナ海を航海する中国人にとって
貴重な保存食として日本に渡ってきたと言われています。
ということは、本来は硬くて保存性の高いものだったと思われます。
牧瀬製菓が、どうしてソフトな一口香を作ることになったのか、
その歴史にはたどり着けませんでしたが、
素朴な味わいを通じて、高校時代の懐かしい思い出が甦ってきたことは
幸せなことだと思っています。
楽しい時間、ごちそうさまでした。(^-^)
【追記)
このソフト一口香をオーブントースターで焼いたら、パリッとして
食感が変わりました。
初めて食べた時のあの食感が蘇りました。(^-^)
一口香 美味しいですよね
中が空洞で変な感じがして
やたらと歯にくっついて…
長崎には中国っぽいお菓子がたくさんあってどれも美味しいですね
父親が長崎出身でしたのでよく行きました
それに以前福岡に勤務していて、長崎も担当していましたので
>一口香... への返信
gengengengeさん、コメントありがとうございます。
お父様が長崎のご出身でしたか?(^-^)
そして、gengengengeさんもお仕事で長崎を担当されていたなんて。
縁が深い土地なんですね。
長崎は鎖国の時も唯一中国やオランダと交流があり、
独特の食文化を築き上げている所がおもしろいですよね。