”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

Hapitoma

2019-12-08 17:29:56 | 野菜

昨日の記事の続きになります。

  

サンファーム中山さんでは、Hapitomaという

リコピンが通常のトマトの2倍含まれるトマトの栽培が行われています。

  

こちらも、ドクターメロン同様に、

6センチメートル四方のロックウールで根域を制限しながら、

中玉トマトを養液栽培しています。

【サンファーム中山の玉井社長】

  

  

画期的なのは、AIによる潅水システム。

  

 

静岡大学、サンファーム中山、関連会社のHappy Qualityが連携し、

AIによる灌水制御で平均糖度8.87(最大16.9)の高糖度トマトを

負担軽減で安定生産しています。

  

  

灯油を焚いて、炭酸ガスを発生させ、光合成を促進しています。

  

  

そして、車で5分ほど走ったところに、

関連会社Happy Qualityの選果場があります。

   

この選果機は、大きさ、糖度、リコピンの量を計測することができます。

  

    

リコピン計測ができる選果機は世界唯一です。

  

   

これが、リコピン2倍、平均糖度8以上のHapitoma。

  

   

経験と勘に頼らない農業・・・。

これからの「食」を支えていくのは、そうなのかもしれません。

しかし、こういう技術は、先人たちの経験と勘があったからこそ

生まれたということを忘れてはならないと思うのです。

  

有意義な時間をありがとうございました。

担い手サミットに関わらせていただいたことに、

感謝申し上げます。



コメント
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