昨日の記事の続きになります。
サンファーム中山さんでは、Hapitomaという
リコピンが通常のトマトの2倍含まれるトマトの栽培が行われています。
こちらも、ドクターメロン同様に、
6センチメートル四方のロックウールで根域を制限しながら、
中玉トマトを養液栽培しています。
【サンファーム中山の玉井社長】
画期的なのは、AIによる潅水システム。
静岡大学、サンファーム中山、関連会社のHappy Qualityが連携し、
AIによる灌水制御で平均糖度8.87(最大16.9)の高糖度トマトを
負担軽減で安定生産しています。
灯油を焚いて、炭酸ガスを発生させ、光合成を促進しています。
そして、車で5分ほど走ったところに、
関連会社Happy Qualityの選果場があります。
この選果機は、大きさ、糖度、リコピンの量を計測することができます。
リコピン計測ができる選果機は世界唯一です。
これが、リコピン2倍、平均糖度8以上のHapitoma。
経験と勘に頼らない農業・・・。
これからの「食」を支えていくのは、そうなのかもしれません。
しかし、こういう技術は、先人たちの経験と勘があったからこそ
生まれたということを忘れてはならないと思うのです。
有意義な時間をありがとうございました。
担い手サミットに関わらせていただいたことに、
感謝申し上げます。