静岡県磐田市は、海老芋の産地です。
海老芋は、唐芋(とうのいも)という品種の里芋を
栽培時に丹念に土寄せすることにより、
海老のように湾曲した形を作り出します。
と言っても、このような立派な形のものは、
京都や東京の料亭に出荷されるか、ご贈答用。
地元で消費されるのは、小ぶりのものですが、
ねっとり、クリーミーな食感は健在です。
さて、今回は海老芋の孫芋の本当に小さいものをいただきました。
3×2cmほどの大きさです。
一緒にいただいた海老芋の孫芋と比べると大きさの違いがよくわかります。
普通、地元のスーパーで売られているのは、右のサイズです。
「茹でてわさび醤油で食べてくださいね。」と言われましたので、
試してみると・・・。
栗のような、茹で落花生のようなホクホク感があり、
ねっとりクリーミーな海老芋とは、また違った魅力が!!
確かに小さいから、皮を剥くのは大変ですが、
それでも手が止まらないおいしさ。 (*^-^*)
このミニミニサイズは、地元でも出回ることはありません。
これも産地だからこそ、味わえる贅沢だと思います。
磐田市(旧竜洋町)の海老芋農家さんに感謝!!