古代エジプトのツタンカーメン王の王陵を発掘した時、
副葬品の中から見つかったと言われるツタンカーメンのえんどう。
今年もハルヨさんからたくさんいただきました。
莢は紫がかっていますが、
実は、グリンピースと変わりません。
この豆で豆ご飯を炊くと、不思議なことが起こるのは有名な話。
炊き上がりは普通の緑色の豆ご飯なのに、
8時間ほど保温しておくと、お赤飯のようになります。
★この豆だけを煮て、豆の色と煮汁の変化を比べてみました。
左が5分加熱した場合、右が15分加熱した場合です。
この色はアントシアニンが溶け出したもので、
この色素によって、お赤飯色になることはわかりますが・・・。
でも、炊飯には15分以上かかるのに、
どうして炊き上がりに赤い色はつかず、
8時間保温することによって、色が出てくるのでしょうか?
米に含まれる澱粉が関係しているのでしょうか?
調べても、調べても答えが見つからないし、
お腹も空いてきたので、
とりあえず、今から豆ご飯を炊くことにします・・・。