1月26日の新聞報道によれば、アベ君は戦後70年の今年に出す「安倍談話」で、過去の首相談話を「全体として引き継ぐ」としながらも、戦後50年の村山談話、60年の小泉談話がともにつかった「植民地支配と侵略」や「痛切な反省」「心からのおわび」などのキーワードをそのまま継承することに否定的な考えであると報じられています
そこで、わがまま、ひとりよがり坊やに歴史のおさらいをするよう宿題を出しておきます、坊や、以下の史実と写真を見て、どう思うのか、自分の考えを書きなさい、「積極的平和主義」などというヘンな造語は使わないで、紋切り型の演説はほどほどににして、自分の考えを国民のみなさんにわかるように書きなさい
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日中戦争は1937年7月7日に起きた日中両軍の衝突、盧溝橋事件をきっかけに始まったとされていますが、本格的に日中が全面戦争に突入したのは上海で日本の陸戦隊が戦闘を開始した同年8月半ばとされています
この上海での戦闘のきっかけになったのは8月9日に起きた「大山事件」とされています、大山海軍大尉が中国の保安隊に殺されたのに端を発し、上海に戦火が広がり、日本軍部隊は全面市街戦に突入しました
写真は大山事件のために日本の軍隊に捕えられた中国の正規兵です、「日本の戦歴」(毎日新聞社刊、1967年)より借用しました、クリックして、この写真をよ~く見ませう
この写真には「不許可」という大きなハンコが押されておりますので、当時は報道することを許されなかったのでありませう、
グッドナイト・グッドラック!