UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

グアンタナモ収容所・・・

2015-01-17 01:51:17 | 日記

今日(1月16日)の新聞に、フランスが「テロとの戦い」のために、《イスラム国》を攻撃するために、空母シャルル・ド・ゴールを出撃させると報じられていました、新聞社襲撃に反応して巨大な空母の派遣とは、GGIはいささか異様な感じがします

 2001年10月、米軍も、9・11《同時多発テロ》に反応してペルシャ湾に空母を出撃させました

 それから13年以上が過ぎましたが、米国は未だに「テロとの戦い」を続けています、米軍はたいした十分な証拠もないまま「テロリスト」とみなして、数多くの人々を次から次へと逮捕、裁判にかけることなく長期間拘留しています。

 このためキューバにある米軍のグアンタナモ収容所(正式名称:グアンタナモ湾収容キャンプ)には、オバマ大統領が閉鎖するとしていたにもかかわらず、いまだに約170人ほどの「テロリス」たちが、裁判にかけられるあてもなく未だに強制収容されています。

収容所での「テロリスト」の扱いは極めて過酷なものであり、国際赤十字委員会は「拷問に等しい」と報告しています、GGIはかつて知人たちと、米国による「テロとの戦い」の闇を描いた映画“Taxi to the darkside”(2008年度 第80回アカデミー長編ドキュメンタリー賞)の上映会を行ったことがあります、この映画ではアブグレイブ刑務所やグアンタナモ収容所で「自白」を引き出すための拷問がいかにして正当化されていったのか、拷問が現場の「腐ったリンゴ」による行き過ぎた行為ではなく、ブッシュ大統領をトップとした指揮系統に基づいて行われていた事実が明らかにされていました。

 14日に発行された、襲撃された新聞社シャルリー・エブドの新聞にはイスラム教の教祖モハメッド(ムハンマド)が「私はシャルリー、すべてが許される」と涙を流しながら言っているマンガが掲載されています。

 いつでまでも救国の英雄気取りであったシャルル・ド・ゴールは生前「余はフランスである」と言っておりましから、空母を出撃させて「余はフランスである、すべてが許される」とでも言うつもりなのでありませうか

 フランスよ、米国の轍を踏んではいけません、
フランスよ、誇り高き三色旗を汚してはいけません

 今夜の写真はグアンタナモ収容所に拘禁されている「テロリスト」と疑われた人々です、よろしければクリックしてご覧になってください

 グッドナイト・グッドラック!