UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

人間の身勝手、関電さんの身勝手・・・

2015-01-12 00:24:04 | 日記

八重葎庵の前を通っている湖岸の大通りは歩道が広く、周囲に高層ビルが建てこんでいるわけではありませんので、広々とした大空を望むことができます、東京には空がないそうですけれど、湖畔のこの大通りには空がありますので、ゆったりとして気分で歩くことができ、GGIは気に入っております

 この大通りは街路樹も整っています、でも、この街路樹、冬にはいささか殺伐として様相を呈しますので、美を愛するGGIとしましては少なからず残念であります

 今夜の写真は、わが庵から数百メートル先にある関電さんのビルの横の街路樹を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 枝をぶった切られた木々が無愛想に並んでおります、なぜ街路樹諸氏がこんな無残な姿を呈しているかと申しますと、秋になって枯葉が舞い落ちて、路上に散乱しますと通行のジャマというわけで、早~くに、10月に入ったらと思ったら、役所から委託された業者がやってきて、遠慮会釈なく、バッサバッサと木々の枝を思いっきり短く切り落としてしまうからであります

 このため一年の半分は、街路樹諸氏たちは、このような無残な姿をさらしていることになるのです、一方、わが八重葎庵の神木であるナンキンハゼは、心優しきGGIのおかげで、早々と枝を切り落ちされてしまうという悲劇を味わうことはなく、秋が深まるにつれ、赤と黄に染まった枯葉を庭一面だけではなく歩道一面にも散乱させて、見事におセンチな秋を演出してくれます

 それなのに、この街路樹諸氏たちは、あの肝心のおセンチな秋に、枯葉は舞い落ちる華麗なる季節に、秋を演出することを許されず、丸坊主という刑罰を科せられてしまうのです、これでは「枯葉散る白いテラスの午後三時」を楽しみしている天才バガボンのパパも出る幕がありませぬ、バガボンのパパの必死の訴え(以下の「元祖天才バガボンの春」の歌詞をご参照くださいませ)も意味をなしませぬ

 枯葉散る白いテラスの午後三時
じっとみつめて 欲しいのよ
特別の愛で ふるえて欲しいの
四十一才の春だから
元祖天才バカボンのパパだから
冷たい目で見ないで

 まことに人間というものは勝手な生き物であります、都会には緑が必要だと言って木々を植えたりしておきながら、葉っぱが散っては困るといって枝を切り落としてしまうのです、自分の都合だけ考えて、勝手なことをしているのです、こんなことでは、いまにバチがあたります

 などと考えながら、ふと右の方に目をやりましたら、そこには関電さんのビルが突っ立っておりました、関電湖国支店ビルです、写真の右上の端っこにこのビルのカケラが写っています

 このビルを目にしまして、そやなあ、秋になったと思ったら並木の枝を自分たちの都合でバッサバッサと切り落としてしまう人間も勝手やけど、「原発がまだ使えないので赤字になってしまったから、また電気料金値上げします」とのたまう天下の関電さんもまことに勝手やなあと思い至りました

 関電さんよ、
値上げするなら、再稼働させるな
再稼働させるなら、値上げするな

 これはまっとうなる市民の要望であります、値上げはする、再稼働もさせるでは、まことに自分の都合だけしか考えない身勝手な話であります、まことにバチアタリであります、関電の社長さんはバチなんか当たりっこないと思っておいででしょうが、今夜GGIは「なんとしてでも関電さんにどうかバチが当たりますように」と世界一ヒューマンな宗教であり、GGIも隠れ信徒であるところの超宗教ボゴノン教の神さまにお祈りする所存です

関電ビルさま、月末には新年のご挨拶にうかがわせていただきます

 グッドナイト・グッドラック!