昨年末もジャンボをバラで10枚買ってしまいました
買っても当たらない宝くじでありますが、買わなきゃ当たらない宝くじでもあるからです、まだ当選番号は調べておりませぬ、ですからGGIとしましては未だ一等5億円の可能性は残されているものと考えております
最近は年末ジャンボを買いますと、まことにありがたいことに「宝くじ券入れ」というかわいらしい布の袋をくれます、買った宝くじは失わないように、この袋のなかに入れてしっかりと保管しておきましょうねという親心であります
今夜の写真はGGIお買い上げの宝くじ券と「宝くじ券入れ」です、よろしければクリックしてご覧くださいませ
この「宝くじ券入れ」に説明書きの紙片がついておりました、ところがこの説明を読みましてGGIは少なからず衝撃を受けたのであります
写真では読みづらいのでこの説明書きを以下に再録しておきます
ありがとう!宝くじ70年」:「宝くじの誕生」は?
来年(2015年)、宝くじは、誕生から70年を迎えます
宝くじの誕生は1945年(昭和20年)です。政府は同年七月に「勝札」を1枚10円、1等10万円が当たる富くじとして発売しました。
また同年10月、戦後のインフレ防止のため「宝くじ」という名前で「政府第一回宝籤」を発売しました。
昭和20年7月と言えば、終戦と言う名の敗戦寸前のことであります、もう東京をはじめ帝国の主要都市が空爆で焦土と化しているというのに、帝国政府がこの期に及んで宝くじを初めて発行するとは、いったい何を考えていたのでありませうか、未練たらしく、まだ戦費の調達でも目論んでいたのでありませうか
そして、もっと驚きますのは、敗戦からわずか3カ月後に、国民の多くが焼け野原で食うや食わずの暮らしに追われている昭和20年10月に、政府が「第一回宝籤」を発行したことです、
まことに素早い敗戦からの立ち直りであるなどと感心したいところですが、はたして、この宝籤を買った人はどのくらいいたのでせうか、現金を持っていてもインフレになって役立たず、それなら宝籤をヤケノやんぱちで買ってみるかということだったのでしょうか
それによく理解できないのは、敗戦後の政府がインフレ防止を目的に宝籤の発行を行ったとされていることです、宝くじが売れれば、現金が国庫に入って、お金の流通量が減り、インフレが防がれると、敗戦後の政府は考えたのでありませうか
この理屈が正しいといたしますと、アベ坊やはインフレになることを切望しているのですから、それならジャンボを始め諸種の宝くじの発行を中止したらいいことになります、そうすればお金が国庫に吸い取られたりせず、市場に出回り、インフレになるはずだからです・・・
未曽有の歴史的大敗戦であった年に、昭和20年に、戦前の政府と戦後の政府の両者が宝くじを初めて発行したという、この驚くべき敗戦秘話をはじめて知って、GGIはいったいこの国はなんという国なんだと深い衝撃を受けました
でも、5億円がGGIに当たれば、こんな衝撃なんか吹っ飛んでしまうことでありませう!
グッドナイト・グッドラック!