■ 『心と響き合う読書案内』小川洋子/PHP新書に紹介されている本を何冊か読んでみようと思う。未読本も何冊かある。
藤原ていの『流れる星は生きている』は単行本で既読のはず。書棚を捜したところ『家族』は見つかったが、『流れる星は生きている』は見つからなかった。
この作品は中公文庫に収録されていることが分かっていたので、本日購入。終戦の年、幼い子供たちを連れて満州から郷里に引き上げてきた著者。その苦難に満ちた日々の記録。改めてじっくり読みたいと思う。
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「流れる星は生きている」
読みましたよ~。
この本を読んだあと、この三人の子供達は将来どういう子どもに育ったんだろうと思ったんですね。
そしたら、なんとその次男が
「国家の品格」の藤原正彦さんでした。(笑)
この本を読み終わった時、この本に出会えたことに感謝したことを思い出しました。
母親がパチンコに夢中になっている間に、駐車場の車の中で幼い子どもが亡くなる、という悲劇が毎年夏に起きますよね。こんなニュースを命がけで子どもを守った藤原さんが知ったら、きっと嘆き、悲しみ、そして怒るでしょうね。これから週末にかけて読みます。