■ 先日SF作家のアーサー・C・クラーク氏が亡くなった。そのことを報じた新聞記事によると氏は約100点の作品を発表しているそうだ。その中でとりわけ有名なのが映画界の鬼才スタンリー・キューブリックによって映画化された「2001年宇宙の旅」であろう。この映画はテレビでも何回も放送されている。
この映画には印象的なシーンが何ヶ所もあるがその最初がサル(既にヒトか)が空中に放り投げた骨が一瞬にして白い宇宙船に変わるシーンだ。
人類が飛躍的に技術を進歩させるときに必ず登場するモノリス(石板)は地球外知性体?、神?の存在の暗示か・・・。
コンピュータHAL(IBMのそれぞれ一つ前のアルファベットを並べたともいわれる)9000が反乱を起こしたのは何故?
宇宙船ディスカバリー号の唯一の生存者ボーマンは一体どこにいったのか?そして何を見たのか・・・。映像ではボーマンは未来をイメージさせる幾何学的なパターンをものすごいスピードで進んでいってやがて地球の始まりのような有機的なパターンへと進んでいき、最後は静かなロココ調の部屋へ・・・。
未来の先にあるのは遥か遠い過去? 仏教の輪廻思想にも通ずる思弁的世界の映像化・・・。実に美しくそして多くの謎に満ちているこの映画は何回観ても飽きることがない。公開は1968年。
ところでアーサー・C・クラークの代表作といえばこの「2001年宇宙の旅」、それと「地球幼年期の終わり」であろう。どちらの作品も読んでから既に20年以上経っている。そろそろ再読すべき時なのかも知れない。
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2001は青春時代とつづきのうっとおしい時代の両方で.....
オレンジなどだいだいみていました
建築的な映画が多かったとおもいます
合掌