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■ JR小野駅から4kmくらい西方に入った藤沢地区に立っている火の見櫓。周りの樹木が大きくなって火の見櫓の下半分位を覆ってしまいそう。
前々稿(529)、前稿(530)の火の見櫓とデザインがよく似ている。
柱の頂部を横架材で繋ぎ、そこにアーチ状の部材を付けて補強している。この火の見櫓を印象付けるアーチ。
脚元は夏草が伸び放題。辰野町は消防団の活動が活発で、今でも火災予防週間のときなどに半鐘を叩いている。この火の見櫓にも半鐘も木槌も吊るしてあるが、使われていないのかもしれない。だいぶ錆がでているからメンテナンスもきちんとしていないのだろう。