日本の家 1945年以降の建築と暮らし
■ 東京国立近代美術館で開催中の「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」 を見た。
丹下健三や菊竹清訓、白井晟一、建築家の名前も展示されている作品も知っているものもあれば、若い建築家で名前も作品も知らないものもあった。やはり興味を惹かれるのは前者。
丹下健三の木造の自邸、伊東豊雄のごく初期の作品「中野本町の家」写真①、菊竹清訓の自邸「スカイハウス」写真②、手塚貴晴✛手塚由比の「屋根の家」写真③、藤本壮介の「T house」写真④などの模型を興味深く見た。
「住宅は芸術である」美しい建築から、「感覚的な空間、遊戯性」コンセプチャルな建築への移行というざっくりとした住宅建築の流れが見て取れた。
① 中野本町の家
② スカイハウス
③ 屋根の家
④ T house
この建築展の目玉は清家清の「斎藤助教授の家」の原寸大模型。⑤
⑥
プロポーションが美しい内部空間。建具の鴨居と内外天井が面一、フラットにしてあり、非常にスッキリした空間。
建築への関心の高さか、会場内は大勢の人たちで賑わっていた。