透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

旧開智学校の屋根

2019-06-12 | B 繰り返しの美学



 建築の構成要素そのもののデザインには特にこれといった特徴が無くても、それを直線的に、そして等間隔にいくつも配置すると、「あ、美しいな」とか、「整っていて気持ちがいいな」とか、そういった感情を抱く。このような経験は私の個人的なものではないだろう・・・。シンプルなルールによって、ものが秩序づけられた状態・様子を脳が歓迎しているのだ。

建築構成要素を直線状に等間隔に並べるとそこに秩序が生まれ、それを美しいと感じる。このことを「繰り返しの美学」と称して時々ブログに取り上げてきた。旧開智学校の屋根の棟の飾りはまさに繰り返しの美学だ。リズミカルな構成が美しく、心地よく感じる。


 

 


ゲラ刷りチェック

2019-06-12 | H 「あ、火の見櫓!」



 6月5日(水)にゲラ刷りを受け取った。どこかで線引きをしなければ、ゲラに朱を入れる作業は終らない。とはいうものの、気になる箇所は直したい。箇所についても、他にか所、カ所、ヶ所という表記もある。どれが良いのだろう・・・。いまは出版することに意義あり、と考えることにしよう。

写真のレイアウトにはこだわっているが、かなり良くなったと思う(自己満足 )。後は写真の解像度の問題、パソコンで見る限り、十分だと思っても印刷すると粗い写真があるということだが、これは仕方がないかな・・・。

本になるまでの経緯をブログに記録しておく。


以前このカテゴリーで原稿を書いていましたが、ゲラに朱を入れる段階になり、掲載を中止しています。