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透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

― 辰野町を俯瞰する

2014-08-10 | g 火の見櫓観察記


夏のフォトアルバム (再)撮影日 140809

 現存最古だという富士塚が見たくて辰野町の下辰野公園に秋葉神社を訪ねた。そこから辰野町の市街地を俯瞰することができ、以前観察した火の見櫓(過去ログ)が確認できた。


 

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500 辰野町小野藤沢の火の見櫓

2014-08-10 | g 火の見櫓観察記


500

■ JR小野駅から4kmくらい西方に入った藤沢地区に立っている火の見櫓。周りの樹木が大きくなって火の見櫓の下半分位を覆ってしまいそう。



前々稿(529)、前稿(530)の火の見櫓とデザインがよく似ている。

柱の頂部を横架材で繋ぎ、そこにアーチ状の部材を付けて補強している。この火の見櫓を印象付けるアーチ。



脚元は夏草が伸び放題。辰野町は消防団の活動が活発で、今でも火災予防週間のときなどに半鐘を叩いている。この火の見櫓にも半鐘も木槌も吊るしてあるが、使われていないのかもしれない。だいぶ錆がでているからメンテナンスもきちんとしていないのだろう。


 

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499 辰野町小野休戸の火の見櫓

2014-08-10 | g 火の見櫓観察記


499 辰野町小野休戸(やすど)の火の見櫓 後方は休戸公民館 撮影日140809







前稿の火の見櫓とよく似ている。他の鉄工所のデザインをまねることはよく行われていたと聞くが、両者は同じ鉄工所で造られたものだろう。


 

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辰野町小野旭の火の見櫓

2014-08-10 | g 火の見櫓観察記


529

■ 国道153号を南下、JR小野駅前の信号を右折して数分生活道路を走ったところに立っている火の見櫓。4角形の櫓に4角形の屋根と、同見張り台。南信方面にあるごく一般的なタイプの火の見櫓。



屋根の形に注目。中央部はかなり急勾配で周辺は緩勾配。この形状に機能的な必然性は無いだろう。職人の美意識の反映か。平鋼のフックのような蕨手、くるりんちょとは呼び難い。

4隅を面取りした4角形の見張り台。手すりのハートを逆さにしたような飾り、このデザインはよく見かける。



見張り台直下のデザインに注目。火の見櫓には欠かせないリング式ターンバックルを横にふたつ並べたデザイン。こうしたのは下の段のように入れるとブレースが角度的に効きにくいという構造的な理由からだろう。



踊り場の床が半分しかないのは、後方は梯子の上り下りには不要、という判断からだろう。梯子の両側に簡易な手すりを付けてあるが、床は全面ある方が消防団員にとっては安心だろう。

次は脚元の様子。既に何回も書いたが、脚のデザインをしていないのが残念。末広がりのきれいなカーブな脚部だけに惜しいとは観賞者の勝手な言い分。


 

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