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■ 年が改まっても火の見櫓センサーの感度は良好です。 今回は安曇野市三郷二木の火の見櫓です。二木分館の敷地内に立っています。安曇野市三郷支所(旧三郷村役場)からも近いです(所在地についてはローカルな情報ですが、他県の方、ご容赦願います)。
三郷では防災無線のアンテナとスピーカーが取り付けられている火の見櫓が多いです。スピーカーが目立ち過ぎて火の見櫓本来の姿から離れてしまっています。火の見櫓から防災無線へと移行しつつある現状では仕方がないのかもしれませんが、残念です。
下半身がやや太めですかね。そして、脚を開きすぎではないかと。あくまでも火の見櫓の評価です。
屋根の下の半鐘は取り外されています。それにしてもものものしいスピーカーです。屋根も見張り台もそして見張り台直下もよくあるデザインです。少し錆が出ているのが気になります。
見張り台の半鐘が取り外されていて、踊り場の半鐘だけが残っていることがよくあります。なぜか・・・。高い櫓の見張り台まで上るのは大変だから、踊り場に付けてしまおうと、移設した? 違うか・・・。理由は分かりません。
脚元に消火栓と消火ホースの格納箱が設置されています。
櫓を構成している鋼材のジョイント部に注目。リベット(上)とボルト(下)を併用していますがその理由が分かりません。施工性ならボルトの方がいいと思います。では経済性? ある鉄工所の工場長が「昔火の見櫓を造ったことがある」と言ってましたから、機会があれば聞いてみたいと思います。