透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

202 辰野町小野の火の見櫓

2011-10-10 | A 火の見櫓っておもしろい

 
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 昨日(9日)は「安曇野 屋敷林フォーラム 2011」の前にと思い立ち、早朝辰野町まで火の見櫓巡りに出かけました。目的の火の見櫓を観察しての帰路、国道153号線から脇道に入ってみました。車のすれ違いに苦労しそうな細い道路を進み、集落内に立っている火の見櫓に出会いました。

立ち姿は辰野町の他の火の見櫓とよく似ています。反りのついた方形(ほうぎょう)屋根の4隅につけられた蕨手(わらびて)が大きくて目立ちます。4角形の見張り台の手すりのデザインもやはり他の火の見櫓と似ています。

数稿前、火の見櫓を女性に見立てて観察しているなどと、つい本当のことを書いてしまいましたが、そうなると隣の消防団の屯所(詰所)が男性に見えてしまい、気になります。 で、どんな男だ、と観察しました。





木造2階建ての屯所です。切妻屋根、波トタンの庇、梁や小屋束などの構造材を露出させた壁・・・。大きな窓がメガネに見えてきたりして・・・。正面は壁面が極端に少ないので、地震が来ても大丈夫かなと、ちょっと心配になります。ちゃんと耐震診断、というか健康診断を受けるようオススメします。

長年連れ添った仲の良いご夫婦、とお見受けしました。