哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

古今集第八百五十六番誰見よと’書)

2017-03-02 07:11:10 | 
誰見よと花さけるらむ白雲の
たつ野とはやくなりにしものを          詠み人知らず

 誰に見てもらおうというわけで、この花は咲いているのだろう。主人はすでに他界して庭は白雲が空に浮かび、誰もいない野辺と同じではないか。