哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

青の洞門(水墨画)

2008-05-08 07:45:26 | 水墨画
三十年独り続けし実りなり
鑿(のみ)と槌にて青の洞門          樋田哲夫

 菊池寛の小説「恩讐の彼方に」の舞台で一躍有名となった大分県中津市耶馬溪の青の洞門。人を殺めて諸国をめぐり耶馬溪へ来て、山国川の絶壁で村人たちが通行に難渋していることを知り、償いに鑿と槌を振るって30年。長さ344㍍、随道部144㍍を完成。その人の名は越後の僧禅海。250年ほど前の話。現在は形を変えて車も通る。 にほんブログ村 美術ブログへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。