哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

古今集第三十二番折りつれば(書)

2010-05-27 05:54:55 | 水墨画
折りつれば袖こそ匂ふ梅の花
ありとやここに鶯の鳴く        詠み人知らず


 咲く梅の枝を折ったから、袖に匂いが移っていて、花はないのだが、鶯が勘違いして鳴きに来てくれる。現実鶯が人に近づいて鳴くことはありえない。古人は空想を歌にして楽しんだのだろう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。