哲仙の水墨画

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梨剥くや 子規(書)

2006-09-06 06:59:49 | 
梨剥くや甘き雫の刃を垂るる        正岡子規

 子規は俳句、短歌、新体詩、評論、小説など近代文学に大きな足跡を残した。柿の有名な句もあり果物が大変好きであった。梨をむいていると果汁が刃物を伝って落ちというのであるからよほどみずみずしい梨であったと感じられる。