■IOC委員への贈答品に官房機密費
石川県の馳浩知事は11月17日、東京都内で講演を行った際に、東京五輪招致を巡り、国際オリンピック委員会（IOC）委員に「官房機密費（内閣官房報償費）」を使って贈答品を渡したと驚くべき発言をしていたことが分かりました。
■翌日には発言を「全面撤回」
この発言の重大さを注意されたのか、馳氏は翌18日、金沢市で報道陣の取材に、「私自身の事実誤認もある発言で、全面的に撤回する」と述べ、発言を撤回。
五輪関係者への贈答はIOCの倫理規定に抵触する可能性があるためで、馳氏は「倫理規定をきちんと把握したうえで、招致活動に取り組んだ」と改めて発言を修正しました。
馳氏の講演では、100人余りのIOC委員それぞれの選手時代の写真をまとめた1冊20万円のアルバムを全員分作成し、「それをもって世界中を歩き回った」と述べ、渡した委員の個人名も挙げたということです。招致に「買収まがい」の贈答品が必要だったのでしょう。
これだけの証言があるのに「事実誤認と撤回」するからには、馳氏が公の場で嘘を話したのか、それとも事実だからこそ撤回に追い込まれたのか、いずれにせよ大問題に変わりはありません。
■安倍元首相の「金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」に押され？
馳氏は招致決定当時、自民党の衆院議員で、東京五輪の招致推進本部長を務めており、「当時の安倍晋三首相から『必ず勝ち取れ』『金はいくらでも出す。官房機密費もあるから』と告げられた」と告げられたことも紹介していました。当時の「首相動静」では、IOC総会の約1ヵ月前の2013年8月2日に安倍首相と会っていたことも判明しており、安倍氏の発言とも時期的に符合します。ここにも安倍政治の闇が垣間見えると言えるのではないでしょうか。
■自民党として馳発言を説明すべき
官房機密費は、正式には内閣官房報償費といい、「国が国の事務または事業を円滑かつ効果的に遂行するため、当面の任務と状況に応じ、その都度の判断で最も適当と認められる方法により機動的に使用する経費」と言われています。内閣官房長官室の大金庫にあり、内閣官房長官の判断で支払われ国費でありながらその使途は明らかにされておらず、領収書不要のいわば内閣の「闇ガネ」。海外出張議員への餞別や外国からの賓客への贈答品、接待のほか、国会運営を「円滑」にするための国会対策 (野党対策) 費として主に使われている、といわれています。年間の予算は12億3021万1000円。2012年12月に発足した第2次安倍内閣から歴代自民党内閣は毎年、この予算ギリギリまで使い切っています。（官房機密費については、2023年9月30日当ブログ参照）
お金の出所も使い方も間違っていると言わざるを得ません。負の遺産と不信にまみれた東京五輪、馳氏はもとより自民党としても説明すべきです。
【出典参考】2023年11月18日配信「読売新聞」、19日付け「しんぶん赤旗」
※平和、いのち、くらしを壊す 大軍拡・大増税に反対しよう！
■署名用紙は下記「憲法共同センター」ホームページから
https://www.kyodo-center.jp/wp-content/uploads/2023/01/20230123shomei.pdf
※ #統一教会の宗教法人解散を求めます
■署名活動はオンライン署名サイト「Chage.org」で行われます。
https://chng.it/YYVtM9Wr8G
※ #ロシアはウクライナ侵略をやめろ！
※新たな「憲法改悪を許さない全国署名」にご協力を。
（９条改憲ＮＯ！全国市民アクション）http://kaikenno.com/?p=1826
■これまで取り組んできた「安倍９条改憲反対！改憲発議に反対する全国緊急署名」に変え、新しい情勢に合わせた「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みます。
■ネット署名
https://chng.it/R2YgNbLD
■署名用紙（プリントしてお使いください）
署名用紙はこちら
2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ！
引き続き署名国・批准国を増やし、実効性ある条約に！
♯日本政府は核兵器禁止条約に背をむけるな
♯米国など核保有国は核兵器禁止条約に参加、署名・批准を
※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール（「とだ九条の会」ＨＰをご覧ください。）に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」ＨＰに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
■「とだ九条の会」公式ホームページもご覧ください。
http://toda9jo.web.fc2.com/
＊「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ブログのアドレス
http://blog.goo.ne.jp/toda9jo
＊「とだ九条の会」ブログは2014年11月10日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ツイッターのアドレス
http://twitter.com/toda9jo
石川県の馳浩知事は11月17日、東京都内で講演を行った際に、東京五輪招致を巡り、国際オリンピック委員会（IOC）委員に「官房機密費（内閣官房報償費）」を使って贈答品を渡したと驚くべき発言をしていたことが分かりました。
■翌日には発言を「全面撤回」
この発言の重大さを注意されたのか、馳氏は翌18日、金沢市で報道陣の取材に、「私自身の事実誤認もある発言で、全面的に撤回する」と述べ、発言を撤回。
五輪関係者への贈答はIOCの倫理規定に抵触する可能性があるためで、馳氏は「倫理規定をきちんと把握したうえで、招致活動に取り組んだ」と改めて発言を修正しました。
馳氏の講演では、100人余りのIOC委員それぞれの選手時代の写真をまとめた1冊20万円のアルバムを全員分作成し、「それをもって世界中を歩き回った」と述べ、渡した委員の個人名も挙げたということです。招致に「買収まがい」の贈答品が必要だったのでしょう。
これだけの証言があるのに「事実誤認と撤回」するからには、馳氏が公の場で嘘を話したのか、それとも事実だからこそ撤回に追い込まれたのか、いずれにせよ大問題に変わりはありません。
■安倍元首相の「金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」に押され？
馳氏は招致決定当時、自民党の衆院議員で、東京五輪の招致推進本部長を務めており、「当時の安倍晋三首相から『必ず勝ち取れ』『金はいくらでも出す。官房機密費もあるから』と告げられた」と告げられたことも紹介していました。当時の「首相動静」では、IOC総会の約1ヵ月前の2013年8月2日に安倍首相と会っていたことも判明しており、安倍氏の発言とも時期的に符合します。ここにも安倍政治の闇が垣間見えると言えるのではないでしょうか。
■自民党として馳発言を説明すべき
官房機密費は、正式には内閣官房報償費といい、「国が国の事務または事業を円滑かつ効果的に遂行するため、当面の任務と状況に応じ、その都度の判断で最も適当と認められる方法により機動的に使用する経費」と言われています。内閣官房長官室の大金庫にあり、内閣官房長官の判断で支払われ国費でありながらその使途は明らかにされておらず、領収書不要のいわば内閣の「闇ガネ」。海外出張議員への餞別や外国からの賓客への贈答品、接待のほか、国会運営を「円滑」にするための国会対策 (野党対策) 費として主に使われている、といわれています。年間の予算は12億3021万1000円。2012年12月に発足した第2次安倍内閣から歴代自民党内閣は毎年、この予算ギリギリまで使い切っています。（官房機密費については、2023年9月30日当ブログ参照）
お金の出所も使い方も間違っていると言わざるを得ません。負の遺産と不信にまみれた東京五輪、馳氏はもとより自民党としても説明すべきです。
【出典参考】2023年11月18日配信「読売新聞」、19日付け「しんぶん赤旗」
※平和、いのち、くらしを壊す 大軍拡・大増税に反対しよう！
■署名用紙は下記「憲法共同センター」ホームページから
https://www.kyodo-center.jp/wp-content/uploads/2023/01/20230123shomei.pdf
※ #統一教会の宗教法人解散を求めます
■署名活動はオンライン署名サイト「Chage.org」で行われます。
https://chng.it/YYVtM9Wr8G
※ #ロシアはウクライナ侵略をやめろ！
※新たな「憲法改悪を許さない全国署名」にご協力を。
（９条改憲ＮＯ！全国市民アクション）http://kaikenno.com/?p=1826
■これまで取り組んできた「安倍９条改憲反対！改憲発議に反対する全国緊急署名」に変え、新しい情勢に合わせた「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みます。
■ネット署名
https://chng.it/R2YgNbLD
■署名用紙（プリントしてお使いください）
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2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ！
引き続き署名国・批准国を増やし、実効性ある条約に！
♯日本政府は核兵器禁止条約に背をむけるな
♯米国など核保有国は核兵器禁止条約に参加、署名・批准を
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＊「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ブログのアドレス
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＊「とだ九条の会」ブログは2014年11月10日、上記アドレスに引越しました。
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