昨晩、大好きな志村けんの番組、となりのしむらを観ていた。
すると見慣れた高級時計店ジアワーグラスの外観。
これは、と思い白ワインのグラスをテーブルに置き、ゴールデンレトリバーの温かな背中の上に軽く両足を乗せて
観ていた。
すると、志村けんがブレス一体型のバセロンの修理を依頼に来た。
その間にショップ店員の〝よくお似合いですね〟しか言えない、セールストークと、一見、サクラ?と思われる兄ちゃん(←あの手の若者は年
に数回並行ショップでもみかけるタイプなのだが)の波状攻撃に合い、結局、もう一本のパテックのパーペチュアルカレンダー1200万円
は金額に驚きやめて、180万円のSSロイヤルオークをカード60回払いで泣く泣く購入させられてしまう。
バセロンの修理費用は24万円、期間6か月といわれて諦める志村けん。金額期間ともに妥当だろう。
私は見ていて、25年前に銀座や渋谷で横行していた、若い女性店員がひどくしつこくセールスする米国人版画家の絵を半ば
強制的に買わされそうになったカヨワイ自分を思い出した。
嫌な出来事である。
〝よくお似合いですね〟
〝歩くロレックスですね〟
〝時計の神様ですね〟
何度言われていることか、、
最近、私は時計を購入する前に、もちろん自分で試着して、次に店員に試着してもらい、第三者の目線で
その時計を着けた自分がどう見られているか、納得してから買うようにしています。
〝よくお似合いですね〟
と言われても、当たり前だ、と思う時と、嘘ばっかり、こんな大きくてごつい時計は似合っていないでしょう、
どういうセンスしているんだ、と思う時がある。
後者のクレームを新宿の地下の中古ショップで店員に大声で叫んでいるキチガイな客を相手にしている店員とのやりとりに笑ってしまった
ことがあったなあ、爆