みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

帰ってきた音楽会議

2007年08月01日 | ピアノ的雑感
もう一月前になるけれど、「帰ってきた音楽会議」という面白そうなイベントがあったんですね。こちらのBLOGの記事、一ピアノ愛好家としては、なかなか興味深かった。

・ヤマハの大人向けの音楽教室の現状
「問い合わせ数80万件、入会率5%」・・・意外と低い。音楽教室に興味がありながら、障害があってレッスンできない人が、数多くいる。
「会員数11万人」・・・自分もその中の1人?

・音楽を弾く目的の第2位
「趣味だから」・・・よくわからないなぁ。楽しくないけど、趣味だから音楽をするという人もいるのかな?

・音楽を弾く際のマイナス要因
「なかなか上達しない」は日本は突出して1位・・・実際に自分自身も、ピアノの練習をしていて、そう思う。練習時間を費やしているわりには、上達の速度は芳しくなさそうだな、と常々感じてる。というか、そもそも、上達しているのか、どうかも怪しい。

曲が弾けるようになることと、上達は、必ずしも一致しないですよね。難しめの曲でも、数ヶ月、根気良く練習すれば、ある程度、形になってくる。でも、それって、数年前でも、練習時間を費やして練習すれば、同じように弾けていた可能性はあるわけで、曲が弾ける弾けないでは、上達の具合は測れないなぁと思う。(まぁ、気分的には、難しい曲が弾けてきたら、上達したことにしてるけど・・・)上達が実感できるのは、数年前、どう頑張っても弾けなかったパッセージが、弾ける時かな。

あと、この「帰ってきた音楽会議」の中で、継続して使ってもらえるサービスのアイデアを募集する企画があったみたいで、さぁ、この穴埋め、どうやって埋めるか?

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新しい楽器レッスンサイトの詳細
そのサイトは、あなたが継続的に使っている(   )の(   )という特徴にヒントを得て、(   )する機能が実現していた。またその機能は楽器本体と連動していたため、そのサイト対応の楽器には、(   )という特徴があった。その画期的な楽器レッスンサイトの名前は(   )。
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う~ん、自分はセコいので、平凡だけど、練習時間に応じて、ポイントがたまるようなレッスンサイトかな?ポイント還元で楽譜が買えるとかぐらいは、すぐできそうだ。昔のたまごっちのように、練習時間に応じて、何かが育つような仕組みも面白いかな?練習仲間を紹介するような仕組みも励みになるのだろうか。

あと、上記の音楽を弾くデメリットは、上達の度合いがわかれば、ある程度、解消するだろうから、デジタル(数字)の強みを生かして、練習時間、練習方法、密度、上達具合の数字を全部、サーバーに収集して、効果的な練習方法を割り出すことができないかな?(機械的なハノンならともかく、音楽性を数字にするのが難しい?)

逆に個々人の上達曲線もシビアにわかってくるだろうから、こわい面もあるだろうか・・・。
A.時間をかけるわりに、上達していない。(=才能に乏しい)
B.短時間で、ぐんぐん上達する。(=将来性あり)

自分はAだなぁ・・・。
(でも、いいんだ。ピアノを弾くのは楽しいから。)

こういう企画を行うヤマハ社はすごいなぁと思いつつ、最初に習うときは、オンラインレッスンではなくて、ふつうに教室で先生にみてもらう方が断然いいと思う。力の入れ具合とか、変な癖とか、やっぱり、先生に診てもらわないと。

だから、こういうオンラインレッスンは、入門者向けじゃなくて、ある程度、進んだ中級者をターゲットにしたほうがよいのでは?



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