みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

ついに安平路(アンページ)山踏破

2022年07月24日 | 
発表会を終え、自由の身になった晴天の休日。
チャンス到来!と言うことで、中央アルプスの安平路山(あんぺいじやま)へ。
日本二百名山、標高2,363mの山。
登山道が笹に覆われた悪路、展望不良、コースが長い、と言うことで、長らく食指が向かなかったけれど、先月の大門山の成功で自信が持てたこともあり、トライ!


4時起き、5時前には出立して、登山口まで2時間ほど。7時登山開始。
林道のゲートの手間で駐車。


パンパカパーン!
さぁ、スタートだ!
これから1時間半の林道歩き。






摺古木自然園休憩舎まで来た。
25年前は、ここまで車で入れたのだけど・・・。
この後、本格的な山道に。






摺古木山の山頂の少し手前が、今回、一番展望が良かった。




スタートの時は、雲が多かったけれど、予報どおり、いい天気になってきた!


摺古木山は、25年ぶりの登頂!


一等三角点である




枯れて、尚、磨かれて、風格を増す木もある。


白ビソ山通過




安平路避難小屋まで来た!
ようやく目指す安平路山の全貌が現れた!


今回も迎えてくれた


笹に覆われて、道が見えんぞ!
さぁ、ここから安平路名物・藪漕ぎ開始!
道は見えなくても、脛の感覚を頼りに前に進む。抵抗のない方向に進めば、ほぼOK
触覚登山はちょっと新鮮!
こんなに漕いだのは、中学の水泳の授業で平泳ぎした時以来かな?


6時間、予定より30分以上余分にかかったけど、無事、山頂到着!
予想通り、展望なし。
このままでは、山頂もそのうち、笹に覆われてしまいそう・・・。
ラストの笹薮はきつかった!


一応、記念撮影


この笹薮歩きは、思い出に残りそうだ。
道は見えないけれど、トレースはしっかりあって、ゆっくり進めば、問題なしだった。
案ずるよりも生むが易し。




相生


今回はペルー産の蜜柑に助けられた。素晴らしく美味!
笹薮対策で、長袖歩いたので、汗まみれの疲れた体には、天上の果物。
普段の蜜柑の何十倍も美味だ。


夜7時、戻ってきた。
帰り道の悪路のダートは、日のあるうちに通過したかったので、ギリギリセーフ!


12時間、24キロメートル、よく歩いた!
(歩くの遅いなあ・・・。恥)

準備不足で体力の不安はあったけど、たいしてへばることもなく、この時間と距離を歩き通せたのは、大きい!
これなら、アルプスの泊まりも行けそうだな!

安平路山、樹林帯の地味な山だった。
ゲートまでの林道の荒れ具合も超一級。
人気もないのだろう。すれ違ったのも4人だけ。
藪漕ぎのいい思い出になりそう!
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