みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

南木曽岳(なぎそだけ)

2018年10月20日 | 
南木曽岳は、中央アルプスと恵那山の連なりの西側に、ポツンと居座ってる山。
標高1,679m、日本三百名山の一座。
いい山だった!
日本山岳遺産にも認定されているんだそうな。

コースは、適度に急で(自分はダラダラ長い距離を歩かされるのは嫌な方)、適度にスリリング。
自然林が残り、何より、山頂付近の雰囲気のいいこと!
笹原にポツリポツリと顔をのぞかせる花崗岩。針葉樹の疎林・・・。
のどかでとても素晴らしい景観が広がっていた。
展望地が何か所もあって、どこからも、遮るものの無い素晴らしい景色が眺められる。

この山域は、人口林ばかりで、つまらないと思っていたけど、考えを改めなければ。
全くもって灯台下暗し。反省・・・。


コウヤマキ
木曽五木だとさ。
しなやかで、好きな感じ。


ところどころ桟道も。
よく整備されている!


恵那山は故郷の山と言っていいだろう




まだ残ってくれていた!
リンドウは好きな花。
好きな理由としては、蕾的に、なかなか花開かず、
慎ましい感じがするからかも、と思い至る。
炎(ほむら)を留めたようないでたち、気品も魅力。




木曽御岳山は、心の眼で見ることにする。
手前は、奥三界山?


山頂で、一応、記念撮影


笹原に、ぽつり、ぽつりと針葉樹は、好きな取り合わせ


避難小屋
中も綺麗で、泊まるのも良さそう。




中央アルプスも雲・・・。


山頂部は、大きな花崗岩があって、
昼寝も気持ちよさそう。


イワカガミもたくさんある。
花の時期は、さぞかし綺麗なことだろう!


深まりゆく秋






神の差配だと思う。


摩利支天の展望地点より
恵那山方面も雲が出て来た・・・。


高峰山、笠置山方面かな・・・。


あの雲が、よもや!


記念撮影Part2


岩のオブジェが面白い


けっこう下った・・・。


もじ(黒か、白か、それが問題だ・・・。)
ポセイドンの三叉槍(さんさそう)を思い出さずにはいられない。


丸いものは好きなのだけど、君の名は?
丸葉の木?

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<アクセス>
愛知江南~蘭(あららぎ)登山口 2時間弱
8:00頃、駐車場半分くらい。一番上はいっぱいで、少し下のスペースに。
紅葉シーズンで心配だったけれどセーフ
林道は短く、舗装されていて、アプローチは良し。
中津川で高速を下りて、19号、256号と広い国道をずっと走っていけて、らくちん。

=====
<ルート>
8:15 蘭登山口
10:30 山頂、ぐるり半周
12:30 蘭登山口

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<メモ>
・山頂は展望はないけれど、避難小屋のあたりからは、笹原に、針葉樹がポツポツと、雰囲気良し!
 展望良し!御岳~北アルプス~中央アルプス。
 見晴台が幾つかあり、恵那山方面も素晴らしい

・温泉は、アララギ温泉

・道もとてもよく整備されていて、歩きやすい。
 かなり急な登り下りだけれども、距離、標高差があまりないので、足も楽。

<個人的なメモ>
山を降りて、カフェでお昼を食べていたら、みるみる空が暗くなり、まさかの雷、雹、豪雨襲来!
改めて、雨の多い山域だと思う。

登山コースは、片道2時間弱、往復4時間ほど。手頃なハイキング+αトレーニングにももってこい。
家から登山口までの2時間も、許容範囲。
計8時間。朝5時に出れば、3時は戻って、用事も済ませられる。貴重な休日の丸一日を費やさなくてもいい!

蘭(あららぎ)の地名から、短歌の「アララギ派」、イチイの木。
南木曽(なぎそ)の地名から、北原白秋の「ななきそなきそ」の歌へと、いろいろ脱線したくなる点からいっても、
いい山だった!

コメント
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