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みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

渾身のシャコンヌと神秘の物語のコンサート

2017年07月08日 | ライブ&コンサート
近くのホールで、曲目に惹かれて、聴いて来る。
友人のFaceBookでよくお見掛けするヴァイオリニストさんでもあったので。
ホールと言っても、ホールの舞台に椅子が出されていて、かなり間近で、演奏を鑑賞できたのだった。

ワンコインのミニコンサートにしては、盛りだくさんで、贅沢なコンサートだった。
気迫が伝わってくる、凄い演奏だった。神がかり的で、怖いぐらい。
近いと、ヴァイオリンの凄さが濃密に伝わってくる。
自分の初心者バイオリンとは、異次元の世界・・・。(笑)

ヴィータリのシャコンヌは、若かりし頃、初めて聴いた時、心を鷲掴みにされた曲。
アルヴォ・ペルトの「鏡の中の鏡」は、最近知った曲の中では、一等、お気に入りの曲。
どちらも、間近で聴くのは初めて。
バルトークのシャコンヌは、確かに、ムンクの叫びのような感じで、理解に苦しむけれど、
あれがあったればこそ、ペルトの「鏡の中の鏡」の平安が引き立つ。

終演後、ヴァイオリニストさんと少し話ができたのだけど、
アルヴォ・ペルトの「鏡の中の鏡」は、著作権の関係で、CDには入れにくいのですね・・・。
ミヒャエル・エンデの「鏡の中の鏡」とも、関係があるんだな・・・。
ブログ名をエンデの小説から頂いている身としては、小説の方も読まねば・・・と思う。


ワンコインで、これだけ聴かせてもらうと、ちょっと申し訳ない気になりますね。



渾身のシャコンヌと神秘の物語
Vn.高橋真珠、Pf.石井里奈
(「またま」さんとは、なかなか読めないけれど、素敵なお名前ですね。)
@一宮市民文化会館ホール

Henryk Szeryng plays Vitali's Chaconne

帰って、ヴィターリのシャコンヌを調べてみたら、
この曲は、真贋の論争もあって、
今、弾かれているのは、ロマン派の時代に編曲されたものなのですね。
コメント
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