タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

つわりの薬で流産?

2023-09-22 20:49:53 | 産科
昨日も夜中にお産が有りましたが、昼間はちょっと宍粟市のお寺にお出かけしました。
歳を取ると、お寺参りも趣味になりますからね。
真言宗は空海が唐に行ってインド密教を学んできたのです。
それを一般の人でも分かるようにひらがなを使って広めたのです。
でもね、前にも書きましたが、ひらがなってヘブライ文字なのですよ。
結局ユダヤ教の神様を学んできたのです。
密教というのは宇宙(天)と地(人)を解く思想ですからね。
景教(けいきょう)とも言いますね。

そういえば神道も、オリジナルの神様はアメノミナカヌシの神(天の真ん中の神さま)ですよ。
多神教だと思っておられるでしょうけれど、仏教も神道もユダヤ教もイスラム教も結局は同じ神様を指しているのですね。

先生は何の宗教かと聞かれるのですが、超宗教だと答えています。
表面は何だって良いのですよ。
結局は天地創造主はお一人なのですから。

さて、今日は妊娠初期の薬のお話をしましょう。
妊娠12週になるまでは基本的に何の薬も飲んではいけません。
私の世代は、つわりの薬のサリドマイドというのが発売されて、それで世界中で手足の奇形の赤ちゃんが生まれたのですよ。
とくに日本では禁止されるのが遅れたものですから、被害が大きかったのです。
アメリカでは殆ど被害が出なかったのとは対照的です。

それが最近は、丹波市にも産婦人科を掲げるクリニックが出現して、
つわりの薬と称して胃薬や鉄剤を処方されるのですよ。
人工妊娠中絶や流産の時には昔は手術したものですが、最近は薬で流してしまうのです。
この薬が胃薬(プロスタグランジン製剤)なのですが、それを平気で処方されているのですからね。流産したら責任は取れるのでしょうか。

また貧血の薬もよほどでないと飲んではいけません。
ピルを飲むと血栓症のリスクが上がるのは知っていますよね。
ですが妊婦さんの方がよっぽど血栓症のリスクは高く、血はなるべくさらさらにしておかなくてはならないからです。
だから多血症気味にしてはいけないのですよ。

お医者さんに処方されたのだからと言い訳をされますが、医師でもピンキリですからね。
こんなことを言うから医師会からのけものにされますが。
内科の先生も、若い女性が貧血なら婦人科に紹介しないといけないのに、自分の施設で貧血の治療だけをされるのですよね。
ちなみに私は金儲け主義の医師ではありません。
それどころか清貧を貫いていますよ。




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