タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

お医者さんがつくった妊娠、出産アプリ

2018-02-21 21:18:27 | 産科
篠山市後川の都紬(つむぎ)ちゃん、1月17日生まれ。
「お姉ちゃんと仲良く、元気で優しい子になってください。
みなさん優しくて、頼れる人たちばかりでした。」

理由が有っての陣痛促進剤の使用でしたが、これが結果的にはイヤだったようですね。
誰でも、できれば自然に産みたいと考えられるからですね。

それに対して、今日退院された初めてのお産のお母さんのことです。
妊娠高血圧症候群の重症で、予定より早くに産む必要が有ったものですから、
メトロイリーゼや陣痛促進剤を使用し、
最後はウォーターベッドではなく、分娩台でのお産だったのですよ。
産む前からとても不安の強いお母さんだったのですが、
退院の時に、先生のおかげで産めたので、とても感謝していると言っていただきました。
ほとんど1泊2日の間、つきっきりで丁寧に手伝ってあげて、出産されましたからね。
産後も子癇(しかん)発作を起こさないように、予防処置を取りましたしね。

お産の3人に2人は、放っておいても安産できるものです。
ですが残念ながら3人のうちの1人は、何かしらお手伝いしないと、生まれてくれないのですよ。
ですから世界的には、3人に1人が帝王切開で生まれているのですしね。
そういう意味では必要が有れば、医学的な介入も受け入れられると良いですね。
もちろんタマル産では、医学的な介入をすることは、ずっと少ないのですよ。

さて、前置きはこの辺で、今日の話題は日本産科婦人科学会が監修しているアプリで、
Baby+というものを紹介してみます。
以前は書籍と、webページでの提供だったのですが、
時代に合わせて、スマホアプリに変化していたのですね。

ダウンロードと詳しい説明は、上記のゼクシィのページからできます。

おすすめは何と言っても、胎動カウンターです。
タマル産では、お産が近づくと、皆さんに胎動図をお渡ししているのです。
赤ちゃんが10回動くのに要した時間を記録していってもらうのです。
でも、はっきり言って楽しいと感じていただけるお母さんも居られれば、
邪魔臭いと思われるお母さんも居られるでしょう。
ですが、この胎動カウンターなら、気軽に続けられそうですよ。


このソフトは、産婦人科の医師会が書いた教科書みたいな記事が有り、
これらをすべて読むことができます。
一般的なことはネットで調べるより、このソフトで調べた方が、確実です。
ネットの記事は、けっこういい加減なものが多いでしょう?
こちらは何度も日本中の産婦人科医が添削していますので、真実、なはずですしね。

他のおすすめの機能は、妊娠の週数に合わせて赤ちゃんのメッセージが来ます。
アルバムや日記の機能も有ります。
妊娠中の公的支援の話や届け出の話など。

陣痛カウンターも、便利かもしれませんね。
入院する前でもお腹が痛くなる毎にボタンを押せば、陣痛の間隔を教えてくれたり。
ぜひおすすめのアプリですからね。
こちらの案内パンフは、春になれば皆さんへの初期のプレゼントに入れる予定ですよ。
活用してくださいね。




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