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趣味の話など

「仙山線全線交流電化50周年」号に乗る

2018-11-28 | 一寸お出かけ(東北)
今や絶滅危惧種といえるED75牽引の臨時列車と聞き無視できず、
遠隔地でかつ(某旅行社企画の)結構イイお値段ながら、つい申し
込んでしまいました。
私自身、仙山線の機関車牽引列車に乗るのは、電車化直前の1985
年2月以来のことです。

臨時列車は山形発仙台行の片道で、ED75のプッシュプルに12系客車
3両が挟まれてます。
かつては軸重制限の関係で、中間台車付のED78という往時のハイテク
機関車が全線交流電化以来長く用いられてました。…が、車種統一の
目的からか、皮肉にも先輩格のコンベンショナルなED75で置き換えられ
たかたちになっています。



山形での出発式の模様。



「仙山線全線交流電化50周年」号の特製サボ。
お土産として同様のものを頂きました。



途中停車の山寺にて。



作並では上り快速の退避中に、ホーム上では団子のもてなし、
すずめ踊りの披露などが行われました。



作並駅は日本における交流電化発祥の地であり、構内に記念碑
が建てられています。右写真の白い建物が、かつての作並機関区
でした。1955年の当地での交流電化試験を経て、仙台-作並間
が交流電化、作並-山形間が直流電化という混在がしばらく続き、
最終的に全区間が交流電化に統一されたのが50年前の1968年9月
(画期的ダイヤ改正といわれたヨンサントオの直前)というわけです。



俗にいう熊ヶ根鉄橋を通過中。
ここにも何人か撮り鉄がいるようですが、道路のほうからこちらを
撮ると、あのお馴染みの(高い鉄橋を列車が通過する)写真になり
ます。



特にトラブルもなく、一時間半ほどで仙台に到着。



仙台電車区への回送。



わずか3両の客車ながら、わざわざ重連相当のプッシュプルで
運行された理由がようやく理解できました。
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