(有)花沢不動産

趣味の話など

ゆく年くる年

2019-12-31 | Weblog
今年も大変お世話になりました。よいお年を。

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四谷コーポラスを見に行く

2019-12-31 | 一寸お出かけ(関東)
今年最後の投稿です。
一昨年前の夏のとっておきのネタだったのですが、しばらく投稿しそびれて
いました。

閑話休題。
日本初の分譲マンションは意外にも戦後のことで、1953年築の宮益坂ビル
ディングですが、それを知ったきっかけは残念ながら同ビル解体のニュース
でした。同様の建物で現存するものがないか物色したところ、1956年築、
日本初の民間分譲マンションとされる四谷コーポラスに行き至りました。
(宮益坂ビルディングは東京都による分譲)

上京の折には一度外観だけでも見てみようと考えていた矢先、残念ながら
ここも解体されることになりましたが、下記リンクの通り、解体を前に
一般公開されるという唯一無二の貴重な機会に巡り合いました。

https://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2017/ho170915.html

ということで、まだ残暑が厳しいさなかに上京した次第です。

建物外観。5階建て、エレベータなし。
管理人常駐か否かは定かでありませんが、フロントは一応素通りできない
つくりで、セキュリティは確保されていたようです。



大半の住戸はメゾネットタイプと称する上下2階の区画となっているのが
特徴で、模型でその構造がよく分かります。なかでも特徴的な4戸が公開
されました。



廊下回り。団地的な作りで時代を感じさせます。



反対側のベランダからの眺め。



築60年以上の歴史と分譲ということからか、どれ一つとして内部が同じ区画
はありません。

もとは団地チックな和室だったようですが、フローリングの洋室に改装した
区画もあります。



間仕切りを撤去して、ウッディーな?雰囲気のある部屋も。



洗面台、バスルームはユニットではなく時代を感じさせます。
配管が表面にあるのは、恐らく給湯が後で追加された影響のようです。
キッチンも浴槽も各戸バラバラでした。(それは賃貸でもありえますが)



歴史的建物の解体自体は残念ですが、それにより住人以外は伺い知らない
内部を見る機会に与かり、某デベロッパーさんには感謝いたします。
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ことでん旧型車四重連

2019-12-30 | 一寸お出かけ(四国)
大正末期~昭和初期に製造されたことでんの旧型車が、「レトロ電車」として
動態保存され、月一回特別運転されていましたが、とうとう来年度以降の引退
がアナウンスされました。
レトロ電車の運転は、通常2~3両編成で行われますが、12月の運転はフル
ラインナップの4両編成で行われるということで、乗りに行ってきました。

ふだんの運転は、座席が概ね埋まり立ちたい人は立つ、といった程度の乗車率
でしたが、今回は引退のアナウンスと4重連というのが効いたのか、4両全て
が立席含む定員いっぱいという状況でした。

そのような状況で写真はあまり撮れませんでしたが、琴電琴平にて。
琴平方先頭の23号が来年のGW後に最初に引退します。



仏生山にて。運転終了後に編成を分割し入庫作業中。



入庫後。



今回の運行は仏生山~琴平間往復でしたが、500号の行先が高松築港に
なっているのは、乗務員さんのサボ替えサービスです。
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新津鉄道資料館

2019-12-29 | 一寸お出かけ
劇伴を中心とした作曲家・吉俣良のコンサートが新潟で行われ、そのついで
に新津鉄道資料館に寄ってきました。
学校のような建物ですが、まさに「新潟鉄道学園」跡を旧新津市が買収し
転用したものです。



エントランス近くにあった昔の自動券売機。
すっかり忘れていましたが、そうそうこんな形でした。使えるのは硬貨だけ
で、最大640円の区間まで。子供用切符のボタンには蓋がついているのが、
今にして見れば不思議です。さらに、今や券売機の分かりにくい片隅に追い
やられた入場券の専用券売機があったり、初乗り運賃が今とほぼ変わらぬ
140円(現在は特定区間外で150円。今回初めて消費税による初乗り運賃改定)
であるなど感慨深いものもあります。



室内の展示。
車両用の部品や信号設備、個人の鉄道関連収集物などの展示が系統だてて
ありました。写真の主機関や主電動機は、いずれも国鉄時代の標準形式
だったものです。



シミュレータまでありました。201系時代の中央線です。
一駅毎に交代という注意書きもありましたが、タイミングを見計らって
順番待ちもすることもなく、何駅か運転することができました。



上階には鉄道模型のジオラマがありましたが、残念ながら走行はして
いませんでした。
エントランスにも、演出用なのか鉄道模型が敷かれていて、こちらは
常時走り回っていました。115系は新潟色ですね。



資料館に隣接して屋外には、200系新幹線とC57が展示されていました。
新潟ゆかりの車両です。



離れには後で増設されたのか、さらに大きな屋根付きの車両展示場が
ありました。



最近引退したばかりの新潟ゆかりの車両が、いくつか展示されています。



個人的には特急電車といえばこれ、つい数年前まで現役だった、485系の
展示が感慨深いです。(つい数年前ということではE4系もそうで、115系
に至っては未だ現役です)

アクセスが車以外絶望的なのが難点ですが、「市立」としては異例と思える
保存車両の多さで、一見の価値があります。屋根付きなので、今後も良好な
状態が続くことが期待できます。
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