フジ系ノイタミナ(何かと思ったらanimationの逆さ読みですね)で
放映されていたアニメ版バッテリーが無事最終回を迎えました。
制約の多い映画の2時間とは異なって1クールの放映ということも
あり、原作のエピソードも多く取り入れられ、より原作に近い印象
を受けました。
映画版公開当時、岡山詣でを何度も繰り返した私にとっては、アニメ
版第一話を見た印象は、とにかく既視感の連続だったということ(笑)
公言はされておりませんが、映画版の画作りはかなり意識されている
と思われます。
原田一家の新田入りは、おろち峠こと高梁市内に入る手前のループ
橋の展望台から始まります。映画版とまんま同じ場所です(笑)

主要なシーンは高梁市内で網羅できます。
巧のランニングシーンでは、ループ橋からさらに市内寄りに進んだ坂
の途中も登場します。

アニメ版の井岡邸は、ふいご峠の入口近くにあります。
これも映画版から数百mほどしか離れていないのと、映画版で巧と
青波が二人乗りの自転車で坂道を下るシーンや、豪の母親に呼び
止められるシーンのロケ地ともかなりニアミスしてます。
右の写真は映画版の元祖・井岡邸(柏木邸)で、今も健在でした。

巧と豪が初めて出会う新田神社は、高梁川を挟んだ対岸側にある
稲荷神社になります。この付近の高梁川沿いの道はランニング
シーンでも登場します。これも映画版の成羽川沿いとデジャブです。
さらに、高梁川と成羽川は本流支流の関係ですが、これらを結び
つけるのはさすがに強引でしょうか。

他のランニングシーンで、道の脇に小川があってあたかも巧の家
(ふいご峠)から続いているよう見える坂道は、実際には1ブロック
南寄りにある階段であったり、神社に通じる道は美観地区として
知られる紺屋川筋だったりします。

豪が初めて巧の球を受ける空地。
市役所から西側にある商店街の途中で、これも映画版での市役所
から東側にある職員駐車場と、何となく傾向が似てます(笑)

新田東中は高梁高校がモデルで、これも映画版と同じです。確証
はありませんが、グラウンドから離れた丘の上にある校舎と体育館
はアニメオリジナルの設定と思われ、これはあらためて検証したい
と思います。
そういえば、高梁高校の前の踏切に以前は遮断機がなくて、これ
危なくね?と思っていましたが、後に設置されたようです。

新田東中野球部が練習に用いたグラウンドは高梁運動公園内の
もので、ふいご峠への途中で分かれる道の先にあり、巧の家の
近所です。

以上、アニメの公式ガイドブックの情報をもとにしましたが、他
にも高梁市内の観光案内所等で同様の内容のロケ地マップを
入手することができます。ちなみに、ガイドブックおよびロケ地
マップに使われている写真で、ループ橋は逆向きに撮られてます
ので、ご注意を(笑)
原作者は美作出身・在住ですが、映像は同じ岡山ながら、なぜか
高梁・新見のイメージが強いのが不思議です。
ところで、私はガラケー使いなのでよく分かりませんが、今時は
スマホでアニメの聖地巡礼ができるアプリがあるらしく、映画版
公開当時、苦労して地取りした結果をブログで情報交換をした
ことなどを考えると、わずか十年弱程ほどの間でも、世の中は
さらに進歩していることを実感します。
放映されていたアニメ版バッテリーが無事最終回を迎えました。
制約の多い映画の2時間とは異なって1クールの放映ということも
あり、原作のエピソードも多く取り入れられ、より原作に近い印象
を受けました。
映画版公開当時、岡山詣でを何度も繰り返した私にとっては、アニメ
版第一話を見た印象は、とにかく既視感の連続だったということ(笑)
公言はされておりませんが、映画版の画作りはかなり意識されている
と思われます。
原田一家の新田入りは、おろち峠こと高梁市内に入る手前のループ
橋の展望台から始まります。映画版とまんま同じ場所です(笑)


主要なシーンは高梁市内で網羅できます。
巧のランニングシーンでは、ループ橋からさらに市内寄りに進んだ坂
の途中も登場します。

アニメ版の井岡邸は、ふいご峠の入口近くにあります。
これも映画版から数百mほどしか離れていないのと、映画版で巧と
青波が二人乗りの自転車で坂道を下るシーンや、豪の母親に呼び
止められるシーンのロケ地ともかなりニアミスしてます。
右の写真は映画版の元祖・井岡邸(柏木邸)で、今も健在でした。


巧と豪が初めて出会う新田神社は、高梁川を挟んだ対岸側にある
稲荷神社になります。この付近の高梁川沿いの道はランニング
シーンでも登場します。これも映画版の成羽川沿いとデジャブです。
さらに、高梁川と成羽川は本流支流の関係ですが、これらを結び
つけるのはさすがに強引でしょうか。


他のランニングシーンで、道の脇に小川があってあたかも巧の家
(ふいご峠)から続いているよう見える坂道は、実際には1ブロック
南寄りにある階段であったり、神社に通じる道は美観地区として
知られる紺屋川筋だったりします。


豪が初めて巧の球を受ける空地。
市役所から西側にある商店街の途中で、これも映画版での市役所
から東側にある職員駐車場と、何となく傾向が似てます(笑)

新田東中は高梁高校がモデルで、これも映画版と同じです。確証
はありませんが、グラウンドから離れた丘の上にある校舎と体育館
はアニメオリジナルの設定と思われ、これはあらためて検証したい
と思います。
そういえば、高梁高校の前の踏切に以前は遮断機がなくて、これ
危なくね?と思っていましたが、後に設置されたようです。


新田東中野球部が練習に用いたグラウンドは高梁運動公園内の
もので、ふいご峠への途中で分かれる道の先にあり、巧の家の
近所です。

以上、アニメの公式ガイドブックの情報をもとにしましたが、他
にも高梁市内の観光案内所等で同様の内容のロケ地マップを
入手することができます。ちなみに、ガイドブックおよびロケ地
マップに使われている写真で、ループ橋は逆向きに撮られてます
ので、ご注意を(笑)
原作者は美作出身・在住ですが、映像は同じ岡山ながら、なぜか
高梁・新見のイメージが強いのが不思議です。
ところで、私はガラケー使いなのでよく分かりませんが、今時は
スマホでアニメの聖地巡礼ができるアプリがあるらしく、映画版
公開当時、苦労して地取りした結果をブログで情報交換をした
ことなどを考えると、わずか十年弱程ほどの間でも、世の中は
さらに進歩していることを実感します。
兵庫県内は養父市にある一円電車を見に行ってきました。
明神電車と称する明延鉱山の鉱石輸送用の軌道跡で、関係者用
に人車の運転も行い、運賃が最後まで1円であったことから、一円
電車と呼ばれる所以です。
機関車はバッテリ式の新しいものですが、客車は当時のもので、
社宅跡の広場に70m程の半周の軌道が敷かれ、定期的に運行
イベントが行われています。当時と同じく1円で客車に乗車可能
で、記念に当時を模した切符がもらえます。将来は周回600mに
延長する計画があるのだとか。

明延鉱山の内部もガイド付で見ることができます。
ふだんは予約が必要ですが、一円電車の運行日は予約なしで
見学できます。

一円電車への途中の道沿いには社宅跡が残っています。
よくある長屋もあれば、1954年にはプレキャストコンクリート
工法による近代的な社宅(プレコン社宅)も建てられています。

明神電車と称する明延鉱山の鉱石輸送用の軌道跡で、関係者用
に人車の運転も行い、運賃が最後まで1円であったことから、一円
電車と呼ばれる所以です。
機関車はバッテリ式の新しいものですが、客車は当時のもので、
社宅跡の広場に70m程の半周の軌道が敷かれ、定期的に運行
イベントが行われています。当時と同じく1円で客車に乗車可能
で、記念に当時を模した切符がもらえます。将来は周回600mに
延長する計画があるのだとか。


明延鉱山の内部もガイド付で見ることができます。
ふだんは予約が必要ですが、一円電車の運行日は予約なしで
見学できます。




一円電車への途中の道沿いには社宅跡が残っています。
よくある長屋もあれば、1954年にはプレキャストコンクリート
工法による近代的な社宅(プレコン社宅)も建てられています。


当ブログを昔からご覧の方はご存じと思いますが、私、昔の町並み
とか、昭和なビルを見て回ることにも興味があったりします。
そんなワタクシ好みな?、「生きた建築ミュージアムフェスティバル」
略して「イケフェス」(笑)なるイベントがここ数年大阪で開かれている
ことを初めて知り、見に行ってきました。
公開されている建物はイベントのHPでも確認することができますが、
大阪の主要書店等で公式ガイドブックが300円で売られており、私の
ようなガラケー使いにも便利です(笑)
ガイドブックを見ると、歴史的建造物はやはり船場・中之島に集中
しているようで、イベントでなくても眺める価値はありそうです。
三井住友銀行大阪本店ビル。1926/1930年築。
ステンドグラス天井のロビーと営業フロアが公開されており、前者
が撮影可でした。

リバーサイドビル。1965年築。
昔、配送のアルバイトをしていた時、こういった古いオフィスビル
に堂々と出入りできることが密かに萌えでした。目的階でドアが
開く直前にカクンと停まるエレベータとか(笑) 但し、ここのは更新
されてます。
リバーサイドの名の通り、良く見える対岸側のNTTの建物も味が
あります。

大阪ガスビル。1933/1966年築。
こちらも内部公開ツアーがあったのですが、早々に定員に達して
しまった模様でした。

伏見ビル。1923年築。
大正築の古いビルながら、中は今時のショップなどが入る現役
ビル。屋上も公開されていました。
お隣(左写真奥)の青山ビルも大正築で、ツタが生えています。

芝川ビル。1927年築。
こちらもオシャレなテナントが多く、さらに意匠が凝っています。
4階のテラスおよび屋上が開放されており、臨時のカフェや建築
学会のパネル展示などが行われていました。

とか、昭和なビルを見て回ることにも興味があったりします。
そんなワタクシ好みな?、「生きた建築ミュージアムフェスティバル」
略して「イケフェス」(笑)なるイベントがここ数年大阪で開かれている
ことを初めて知り、見に行ってきました。
公開されている建物はイベントのHPでも確認することができますが、
大阪の主要書店等で公式ガイドブックが300円で売られており、私の
ようなガラケー使いにも便利です(笑)
ガイドブックを見ると、歴史的建造物はやはり船場・中之島に集中
しているようで、イベントでなくても眺める価値はありそうです。
三井住友銀行大阪本店ビル。1926/1930年築。
ステンドグラス天井のロビーと営業フロアが公開されており、前者
が撮影可でした。


リバーサイドビル。1965年築。
昔、配送のアルバイトをしていた時、こういった古いオフィスビル
に堂々と出入りできることが密かに萌えでした。目的階でドアが
開く直前にカクンと停まるエレベータとか(笑) 但し、ここのは更新
されてます。
リバーサイドの名の通り、良く見える対岸側のNTTの建物も味が
あります。



大阪ガスビル。1933/1966年築。
こちらも内部公開ツアーがあったのですが、早々に定員に達して
しまった模様でした。

伏見ビル。1923年築。
大正築の古いビルながら、中は今時のショップなどが入る現役
ビル。屋上も公開されていました。
お隣(左写真奥)の青山ビルも大正築で、ツタが生えています。



芝川ビル。1927年築。
こちらもオシャレなテナントが多く、さらに意匠が凝っています。
4階のテラスおよび屋上が開放されており、臨時のカフェや建築
学会のパネル展示などが行われていました。

