イエイエ♪

特典航空券でまたまた東京に出かけてきました。
いつもいつもフリーライドですみません＞NHさん



羽田から新橋で降りて徒歩５分程、以前から気になっていたビルへ直行。



この積木を重ねたような変わった形をしたビルは、中銀カプセルタワー
ビルです。あたかも銀行みたいな名前ですが、読みは「なかぎん」です。
設計はかの著名な黒川紀章でメタボリズムの代表作だとか。…と書いて
はみたものの、ワタシも気になるメタボリック症候群とはなにか関係が
あるのでしょうか？　よく分かりません。

近付くと、ネットやシートが被せられている箇所があって、かなり老朽化
が進んでいるようです。



中も覗いてみたかったのですが、あくまで集合住宅故、受付があって
がっちりガードされていました。ドアには英語で"No Trespassing"と
書かれていたところからも、外国人の見物も多いのでしょうか。
そういえば、新橋は銀座の外れということもあって、バスを待つ中国人
だらけでした。話には聞いていましたがびっくり。

帰り道、JR新橋駅向かいで見かけた「新橋駅前ビル」も50-60年代風で
イイ感じ♪



大分薄暗くなってきましたが、次の目的地は中目黒です。
高層ビルもあれば、一方では意外と庶民的な雰囲気もある「目黒銀座
商店街」を抜けて、徒歩５分程で目黒区役所へ。



かなり近代的なビルに見えますが、1967年のレナウン「イエイエ」のCM
に登場します。
いかにも60年代的な軽快なエイトビートの曲にのせて、今見てもオシャレ
な（アパレルなので当然ですが）３人のモデルさんがここを颯爽と歩いて
いきます。てっきり丸の内か新宿西口辺りかと思ってましたが、意外な場所
のロケで、当時は千代田生命のビルでした。
なおそのCM曲で、「イェイイェイ♪」とパンチの利いたボーカルを聞かせる
のは朱里エイコ、作曲はワンサカ娘と同じく小林亜星です。是非、動画サイト
で探してみて下さい。

すっかり日も暮れましたが、本来の上京の目的は東京フォーラムでした。
レリビー♪

さよなら特急色381系

数年前に特急色の381系が復活！と喜んだのも束の間、30年超選手
ということもあって、とうとうこの10/末で引退を迎えるに際し、葬式鉄
をしてきました。

私が住む神戸から北近畿方面へは尼崎で乗り換えればいいのですが、
わざわざ特急の始発となる新大阪からの切符を買って、みどりの窓口
の駅員さんに少し怪訝な顔をされてしまいました。
それにしても「こうのとり」とは、いつ聞いても珍妙な列車名です。



381系は振子式による低重心化のため、床下に冷房装置を積んで
いる都合上、室内壁面にダクトが通っており、さらに後年の改造で
シートピッチが合っていないため、このように妙な座席配置になって
いる箇所があります。



それにしても、大阪を発車して２人の車掌さんが猛然な勢いで自由席
の車内検札を始め、尼崎までのわずか数分の間に終えてしまいました。
取りっぱぐれない気マンマンで、新大阪からの切符を買っておいて正解
でした。

あいにくの天気でしたが、車窓風景としてどうにか福知山城を激写。
直後に停車した福知山駅では、当「こうのとり」や「きのさき」などの
381系３本並びもありました。



乗ってしまうと走行写真が撮れないのが残念ですが、終点の城崎温泉
で駅撮りながらもガッチリ編成写真が撮れたのでよしとしましょう。
それにしても、北近畿方面に投入されている381系は、原番号が塗り
つぶされ、脇に+1000番代として付番されていることが分かります。



城崎温泉には初めて訪れましたが、雰囲気があるうえ、飲食にも
困らず気に入りました。海鮮を売りにしている飲食店がいくつも
あったのは少し意外でしたが、よくよく考えてみればここは日本海
が間近ですし、そのうえカニが名物でしたね(^^;
散策と昼食にちょっと時間を取られ、ゆっくりと湯船につかること
はできませんでしたが、さすがは有名温泉地、駅隣接の無料の足湯
でひと休憩。



乗ってきた381系はすぐの折り返しで「きのさき」として京都に行って
しまったため、次の帰りの「こうのとり」は新鋭289系。



残念半分、しかし正直なところ乗り心地はこちらのほうがはるかに
快適です。

冬が来る前に

当ブログを昔からご覧の方はご存知かと思いますが、私、米子道下りの
蒜山（ひるぜん）高原SAがめちゃくちゃお気に入りなんです。
何年か前に通い詰めていた頃とは少し様子が変わってましたが、名物
ジャージー牛乳の濃厚なプリンにソフトクリーム、大人気のジャージー
牛ステーキにひるぜんバーガーは健在でした。

ところが私、蒜山ICを降りていつも直進か右折ばかりで、今まで左折して
鳥取側に出たことがなかったのです。
少し前に倉吉に行った時も感心したのですが、いや～鳥取もこんな所が
あっていいですね。



味のある茅葺きの納屋から少し左にパンすると、大山です！
今まで山陰線からとか某国帰りの機上でしか見たことがなかったので、
南側から見るのは新鮮です。
でも山頂に雲がかかっていて大丈夫かな？



大山環状道路の途中、奥大山スキー場から。



イイ感じに色づきつつあるブナ林を走り抜け、大山展望の真打ち、
鍵掛峠です。



どうにか山の稜線が見えて、ヨカッタヨカッタ。