京王旧3000系は、手頃な18m級のサイズと腐食しないステンレス構体のおかげで、
多数の地方私鉄に譲渡されました。前面の湘南窓の部分がFRPで構成されているの
が特徴です。
旧3000系のなかでも、北陸鉄道に譲渡された車両は、最初期に製造された一次車が
含まれ、現在も浅野川線で活躍しています。日本初のオールステンレス車両である
東急旧7000系に次ぐ黎明期のそれで、貴重な存在です。
一次車と後次車の最大の違いは、一次車が片引戸3扉、裾絞りなし、という点に
あります。戸袋窓は以前話題にしたことがある「開閉窓と区別がつかない」意匠。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/22/70/31096a5f4114906ad253452ed35603f4_s.jpg)
室内の様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/2f/c9e16e42a19dbef305fea1d9d97ea472_s.jpg)
スピーカーグリルをよく見ると、譲渡元の京王電鉄の旧社名である京王帝都電鉄を
示すKTRの文字がうっすらと。同様の意匠は同時期の京王線用の旧5000系にも見ら
れます。(3000系は井の頭線用。旧社名の帝都は井の頭線を有した帝都電鉄に由来)
ファンデリアも恐らく当初からのオリジナル装備でしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/4d/8972a2af70d34554a305cc5e8a79f99e_s.jpg)
こちらは後次車の写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3f/2d/97c72871104891e5ed60bfa0472bc44f_s.jpg)
両開きの3扉で側窓構成も変わり、車体も拡幅され裾絞り付になりました。
なお、今冬の訪問時には見られませんでしたが、地元のファンの方のお話では、
置換用の東京メトロ旧03系が既に車庫入りしているとのことでした。
多数の地方私鉄に譲渡されました。前面の湘南窓の部分がFRPで構成されているの
が特徴です。
旧3000系のなかでも、北陸鉄道に譲渡された車両は、最初期に製造された一次車が
含まれ、現在も浅野川線で活躍しています。日本初のオールステンレス車両である
東急旧7000系に次ぐ黎明期のそれで、貴重な存在です。
一次車と後次車の最大の違いは、一次車が片引戸3扉、裾絞りなし、という点に
あります。戸袋窓は以前話題にしたことがある「開閉窓と区別がつかない」意匠。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/22/70/31096a5f4114906ad253452ed35603f4_s.jpg)
室内の様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/70/ec/16ad44d8ad2b51afdee390c5512fbf52_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/2f/c9e16e42a19dbef305fea1d9d97ea472_s.jpg)
スピーカーグリルをよく見ると、譲渡元の京王電鉄の旧社名である京王帝都電鉄を
示すKTRの文字がうっすらと。同様の意匠は同時期の京王線用の旧5000系にも見ら
れます。(3000系は井の頭線用。旧社名の帝都は井の頭線を有した帝都電鉄に由来)
ファンデリアも恐らく当初からのオリジナル装備でしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/d2/28ce965a385e0bece96550926ea8fc32_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/4d/8972a2af70d34554a305cc5e8a79f99e_s.jpg)
こちらは後次車の写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3f/2d/97c72871104891e5ed60bfa0472bc44f_s.jpg)
両開きの3扉で側窓構成も変わり、車体も拡幅され裾絞り付になりました。
なお、今冬の訪問時には見られませんでしたが、地元のファンの方のお話では、
置換用の東京メトロ旧03系が既に車庫入りしているとのことでした。