(有)花沢不動産

趣味の話など

但馬の小京都・出石へ 2

2009-05-30 | 一寸お出かけ(関西)
このような落ち着いた町並みの風景と共に、脳内BGMをかけてみると、
途端にNHKっぽい雰囲気になります(笑)

小さな町ゆえ、辰鼓楼から歩いてもわずか数分程で着いてしまう町外れ
には、出石明治館という洋館が建っています。



郡役所として明治時代に建てられたものだそうで、内部も見ることができる
他、出石ゆかりの人物に関する展示もあります。



大手前通りを挟んだ反対側に歩いていくと、永楽館という芝居小屋があり
ます。



壁の色のせいもあってあまり古い建物には見えませんが、こちらも明治
時代に建てられた、関西に現存する芝居小屋としては最古のものとの事。
1964年の閉館から放置されていたものが、つい昨年大改修され、豊岡市
の文化財として復活したものです。

閉館当時そのままの広告看板もきれいに蘇っています。



客席から舞台裏までありとあらゆる所を見ることができます。たまに興行
も行われるようです。

廻り舞台の下部の回転装置。



人力で数人がかりで回すそうですが、原形のままでは重過ぎてとても
回すことはできないため、改修に際しては元の雰囲気を壊さないように、
H型鋼のレールを追加したのだとか。
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但馬の小京都・出石へ 1

2009-05-30 | 一寸お出かけ(関西)
以前、養父への用事のついでで、そばを食べに出石(いずし)に寄り道
したことはありましたが、今回初めて町内観光してみることにしました。

とは言っても、目的の半分はやはり皿そば(笑)ということで、とりあえず
腹ごしらえ。



冒頭の写真は出石の象徴、辰鼓楼(しんころう)です。
名前が示す通り、元々太鼓を叩く櫓であったものが、後に時計台となった
そうです。
この周囲にはそば屋さんや土産物屋さんが並んでいて、もっと鄙びた所か
と勝手に思い込んでいた私にとっては意外な賑わい。

辰鼓楼のすぐ近くには出石城跡があります。



隅櫓に隣接した朱塗の鳥居の石段を登ると、稲荷神社があり、出石の町
を一望できます。

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ザ・サウンド・オブ・仙台

2009-05-20 | Weblog


最近、何だか仙台づいてしまって(?)ネットで検索してしたら、「懐かしの
せんだいCM大百科」なるCDを発見。
仙台のローカルCMを中心に104曲収録、CD2枚組、ブックレット付きと
いうボリュームで、仙台の書店に注文して入手ました。(流石にAmazon
では扱ってなかった…)

気になるCDの1発目は、うおっ、丸光の「荒城の月」キターーー!!!

これ、駅前のデパートから9時、12時、17時と時報代わりに鳴らして
いたミュージックサイレンなるもので、駅から数km離れた自宅や学校
でも聞こえていたということは、即ち音源のそばの駅前ではハンパで
ない爆音だったというワケです、マジで(笑) サイレンなので、曲の前後
に「ウィーン」とモーターが回るような音まで入っているのはご愛敬。

詩人の土井晩翠が仙台出身であることにちなみ「荒城の月」ということ
で、仙台を象徴するサウンドだったのですが、ある日突然修復不能な
故障がきっかけでパタリと鳴らなくなった(87年の事だったそうです)
のは、何とも寂しく感じたものでした。

ところで、駅前のデパートといえば、AMラジオで「朝の百貨店案内」と
いう番組があって幼少時によく聞いていたのですが、地元のデパートが
さわやかでポップなCM曲なのに対し、三○といったらまるで「刃傷松の
廊下」の如く重々しい時代がかった曲で、正直なところ浮いてました(笑)
幼いながら、さすが格式を重んじる○越、と感心してましたが…
発祥の地にちなむ「お江戸日本橋」という曲らしいです。

さて、仙台出身を自称するならば、

「ひとつたべてもおいしさみっつ♪」 (三色最中)
「め~がねめがね、め~がねでおしゃれ♪」 (メガネの相沢)
「永~楽園、永~楽園の、チャッ、チャッ、チャッ♪」 (お茶の永楽園)

あたりは初級も初級編、知らなければモグリだと思います(笑)

田舎のローカルCMながら、三木鶏郎、越部信義、いずみたく、小林
亜星(ちなみに弁当のこ○やしのイメージキャラでもあります(笑))と
いった有名どころの作曲家の起用が多いのは意外でした。そういった
ことが(予算的にも)許された古き良き時代、といったところでしょうか。

仙台ローカルCM曲で、極めつけはやはり地元の遊園地の、
「ヤン、ヤン、ヤヤン八木山の~ ベニーランドででっかい夢が♪」
ですね。
何でも、最近では楽天の応援にこれの替え歌が使われているそうで(笑)
原曲は天地総子が歌っているというのも驚き。


…すみません、どローカルネタで「何のこっちゃ?」と思われた方が大半
かと思いますが、何しろ30年ぶりに思いだしたこともあって、ご容赦の
程を。
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The flu

2009-05-18 | Weblog
神戸まつりのメインパレードが中止になったと聞いて、そんなに大ごと
だったのかと驚いていたのですが。

今朝、会社に行く時の上りの電車でいとも簡単に座れたのは、高校生
が乗ってなかったせいなんですね。マスクをしている乗客が過半数なの
は、何とも不気味な光景でした。

会社では「公共交通機関の利用時には必ずマスクを着用のこと」という
お達しは出たものの、決して休みにはならないのねというのは、まるで
学生のような感想(笑)
ちなみに関東の複数社のお客さんからも、「来社時はマスク着用のこと」
との要請があったようです。仕方がないとはいえ、すっかりえんがちょな
扱い…

少し早目に仕事を切り上げ帰りに慌ててマスクを探すも、やはり簡単に
は見つからず、閉店間際のスーパーで、入荷したばかりだという旧式の
ガーゼのマスクをゲットし一安心。もっともこれは、実効性は端から期待
しておらず、後ろ指を差されないための安心ですけど。

まあ、とりあえず事態が収束することを願うばかりです。
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第9回新開地音楽祭 Day2

2009-05-10 | 音楽
物好きと言われそうですが、2日目もしっかり見てきました。
結局のところは、2日目もジンクス破りの快晴となりました。

新開地駅を降りると、今年から地下街の レトロ メトロこうべ内にもステージ
が加わったようです。



メトロこうべ内を歩くのも久々だったのですが、知人の日記で見かけた
「ピロシキのうまい店」というのを発見!



昼飯代りにいくつか買ってみたところ、これは確かにおすすめです。
ピロシキの中の具はいかにも色々入っていそうで食欲をそそる上、上品な
味で何個でもいけます。

駅から地上に出てすぐにあるのが、スクエア前ステージ。



「街を元気にするステージ」ということで、ロック系のバンドの出演が多い
のですが、この時はディキシーランドをやっていました。

駅から浜(南)側、神戸アートビレッジセンター(KAVC)横ステージ。
アコースティックが中心です。



さらに浜側には、BIGMANというオブジェがあり、その前ではビッグバンド
や吹奏楽の演奏がされています。



中~高のブラバン時代に、私も彼らと同様に「恋のカーニバル」や「グレン
ミラーメドレー」をやったことを思い出しました。
「グレンミラーメドレー」は、やはり"Pennsylvania, Six-Five Thousand"の
掛け声が恥ずかしかったです。だって、「ペンシルヴェイニア」ですよ(笑)

山側のアーケード内に戻り、Round1横ステージ。



ここもKAVC横と同様にアコースティックなステージで、本来は静かなはず
ですが、この時やけに盛り上がっていたのは、アフリカンなパーカッション。
全く聴いたことがなくても、すぐにのれてしまう激しいリズムは、ある種の
トランス状態を招いてヤバイです(笑)

公園ステージのこのユニット、ジャンルは「ファンク」と書かれていたの
ですが、ホーンはおろか、Gtすらいないたった三人のユニットで「これで
ファンクをやるの!?」と、あまり期待せずに見たところ驚きました!



上モノがKbしかいないにも関わらず、超絶プレイで聞かせる聞かせる、
それを支えるBa & Drのリズムセクションも一糸乱れず、すげーとしか言い
ようがありませんでした。わけーのに。
挙句の果てに、写真のようなジミヘンばりのど派手変態プレイ(ショルキー
でないです)というわけです(^^;

この後も公園ステージにはレベルの高いユニットがいくつも出て、結局
最後まで見てしまいました(汗)

別に自分が出たわけではありませんが、今は祭りの後の虚無感…(笑)
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第9回新開地音楽祭 Day1

2009-05-09 | 音楽
またまたこの季節がやって来ました!

いつもは、2日間のうちどちらかは雨が降るというジンクスのある?この
イベントですが、今日は見事な快晴で暑いくらいでした。

メイン会場の湊川公園でオープニングを飾るのは、陸自第三音楽隊。



拍手へのお礼はお辞儀ではなく、「敬礼!」でした(笑)

メインステージから少し離れると、縁日のような賑わい。



「新開地のど自慢」って初めて見たのですが、おおっ、司会はまさに「のど
自慢」の吉川アナだ!



生バンドのバックや鐘も登場して、本当に「のど自慢」そのままなんです
が、NHKのと大きく異なるのは、フルコーラス、アウトロ付きで歌わせて
もらえることです(笑)

すぐ隣の公園ステージの様子。



この時は学生さんとおぼしき?とても若いジャズコンボでしたが、確かな
演奏でカッコ良かったです。特にサックスが良かったなあ。

踊るオジサン(笑)



このオジサン、毎年見かけます(笑)

色々思いがけないハプニングがあるのも、新開地という場所で行われる
このイベントならではの醍醐味です(笑)
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ちょっと寄り道

2009-05-04 | 一寸お出かけ(東北)
帰りは列車の乗継の都合で、ちょっとだけ(よ)仙台に寄り道してきました。

かつて仙台駅西口のすぐ北隣には、第一ビルという古くて黒い無愛想な
オフィスビルがあったのですが、再開発によってパルコに変わっています。
仙台はかつての地元ながら、行く度にキョロキョロして「ええっ、ココこんな
に変わったの!?」と、かえっておのぼりさん状態になってしまいます(笑)

それにしても、以前に比べ背の高い建物が随分増えたものです。かつて
は30階ぐらいでも「東北一」を誇っていたのですが…

お馴染みの青葉通り。



ところで、一説によれば仙台駅の駅弁の種類は日本一を誇るそうです。
ふと、同級生に有名駅弁屋さんの御曹司がいたことを思い出しました。
コ○ヤシ君どうしているかな?



きらびやかなディスプレイについ誘惑されて買ってしまった、ロングセラー
駅弁の「はらこめし」。(こば○しのでなくて、申し訳ないです(笑) 人気
駅弁はこ○やしのほうが多いですが)



鮭の切り身といくらがのったもので、宮城の郷土料理がもとになっています。
ご飯は鮭の煮汁で炊かれています。

物好きといわれそうですが、実は仙台~東京間は新幹線ではなく、常磐線
経由で帰ってみたのでした(笑)



<青森・秋田お出かけ記・完>
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Where the man is ~角館~

2009-05-04 | 一寸お出かけ(東北)
最終日は角館に立ち寄ってきました。

角館は武家屋敷で知られ、特にこの季節は枝垂れ桜との組み合わせで多く
の観光客が訪れるとのことです。
冒頭の写真は朝が早いうちでとても閑静に見えますが、10時を過ぎる頃
には多くの観光客でごった返していました。

では、内町の武家屋敷6軒を足早にご紹介。

小田野家。



河原田家。



岩橋家。



青柳家。



3,000坪もの広大な敷地を誇り、武器蔵の所蔵品などちょっとした博物館
のようになっています。

石黒家。



青柳家と同様に有料での公開ですが、唯一座敷に上がることができます。
武家屋敷といえば、なまこ壁に瓦屋根のイメージが強いですが、角館の
それは茅葺きも多いですね。
写真ではこじんまりとした建物に見えますが、最も格式の高い家柄との
ことで、敷地は大変広いです。

松本家。



こちらは下級武士の屋敷ということで、こじんまりとしています。
木の工芸品である「イタヤ細工実演場所」の看板も掲げられていました。

なお、駅前には貸自転車屋さんもありますが、小さい町故、徒歩でも十分
に回ることができます。行くならぜひ桜の季節に。

お昼はやはり秋田名物、稲庭うどんですね。


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Where the man is ~田沢湖~

2009-05-03 | 一寸お出かけ(東北)
二日目はレンタカーを借り、田沢湖周辺を周ってきました。

田沢湖の象徴といえば、たつこ像。
自らの美貌を永遠に保とうと、お告げ通りに泉の水を飲み続け、竜になって
しまったという伝説によります。
ブロンズ像ながら、金粉の漆塗りにより、黄金に輝いています。



駒ケ岳が背景になるのですが、いま一つの天気で残念です。

40分ほどかけて湖内を1周する遊覧船もあります。



船上からの見所は、湖神・たつこ姫が祀られている御座石(ござのいし)
神社でしょうか。



なお、たつこ像の近くにも遊覧船は立ち寄ります。

数kmほど離れた田沢湖高原から田沢湖全体を俯瞰することができます
が、この写真で分かります?



ここから近い乳頭温泉にも寄ってきました。
最も奥にある黒湯温泉に入りましたが、野趣あふれる露天風呂です。まだ
残雪が残っていました。

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Where the man is ~弘南鉄道大鰐線~

2009-05-02 | 一寸お出かけ(東北)
弘南鉄道には、一昨年前に青森を訪れた時にも乗っていますが、前回
乗ったのは2路線あるうち黒石行の弘南線のみで、もう一つの大鰐線に
は未乗だったため今回乗ってきました。
というのは、弘南線は日中30分に1本間隔なのですが、大鰐線のほうは
1時間に1本間隔と乗りにくいのです。しかも大鰐線の起点は「中央弘前」
という、JRの弘前駅から大きく離れたところにあり、実は前回行った時に
は見付けることができませんでした(^^;

今回もどうにも自力で見つける自信がなくタクシーで行ったところ、やはり
表通りに面していない上に道案内も見当たらず、初めて行って見つから
ないのも道理でした。

中央弘前の駅舎は一見、中小スーパー風というか、いかにも「地方鉄道
のターミナル」の佇まいです。



車両は弘南線と同じ、あちこちの地方私鉄でもお馴染みの、東急旧7000系
がメインです。



中央弘前から大鰐へのほぼ中間、津軽大沢という駅に車庫があります。



ラッセル車があるのが雪国の鉄道らしいです。

何だか使い古しのボコボコの弁当箱のように見える右側の電車が今回
のお目当てで、東急旧6000系です。
5200系に次ぐ最も初期の(セミ)ステンレスカーで、試作的要素が強い
こともあって、他鉄道への譲渡はこれが唯一であり、当然ながら唯一の
現役でもあります。
1960年製というとても古い車両で、昨年3月に一度さよなら運転がなさ
れたのですが、今に至るまで何とか生き永らえています。

(なお、冒頭および上の写真は、許可を得て車庫内で撮影しております)

ところで、途中で下車してしまうと、次の電車まで丸々1時間待たされる
わけですが、予定より早く踏切の音が聞こえ、どうしたのかと見てみると、
機関車がやってきました! 今時、私鉄の電気機関車ってレアなんです。



ホッパー車を1両だけ連結し、しかも推進(後から押して)運転していると
いうこれまたレアな光景でした。途中、保線工事をしていたので、そこに
砂利でも運んでいたのでしょうか。

早速うちでも模型でマネしてみよう(笑)
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