(有)花沢不動産

趣味の話など

惜別381系やくも

2024-06-09 | 一寸お出かけ(中国)
数年前に定期運用から撤退した185系が、私鉄からの影響も感じられる多用途の遜色
特急であるのに対し、381系は(設備が優れているか否かは別にして)まさに最後の
ザ・国鉄型特急電車といえると思います。

GWは遠くへのお出かけもなく、日帰りで381系国鉄色やくもに乗り納めに行って
きました。

上りから岡山での折り返しは、一旦構内で引き上げるんですね。初めて知りました。
そこからの入線まで。


車内。


車窓風景。
画像にフィルタがかかっているように見えるのは、あまりの年季か、すりガラス
のような窓のせいです(笑)

井倉洞付近。


新見付近の高梁川。右側の小高い丘は城山公園という桜の名所です。

高梁川に架かる橋と川沿いの家並は、(当ブログでも推しの笑)映画ロケ地にも
なったところです。

第23西川橋梁を通過中。SL時代の有名撮影地の布原です。


いわゆるネウクロの区間ですが、田んぼの水鏡にちょっと感動して一枚。


車窓から大山が見られる区間は、意外に短いです。


宍道湖。


やくも9号が出雲市に到着後、一旦出雲支所に引き上げ、約1時間後に折り返し
のやくも24号に。

あくまで乗りがメインの記録のため、影とか逆光とか言ってられません笑

新旧やくもの並び。


後日、大山を背景にした381系を撮りに行きました。

3~4月のうちに冠雪が残る大山をバックにしたかったのですが、快晴を待って
いる間に早めに春が来てしまいました。

ついでにこちらは昨春撮影。


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DLやまぐち号

2023-12-25 | 一寸お出かけ(中国)
今シーズンの「やまぐち号」はC571、D51200ともに故障で、ディーゼル機関車に
よる代走という少々残念なシーズンでしたが、今や機関車牽引自体、それもDD51
は貴重、そのうち「乗っとけば良かった」となる前に乗ってきました。

新山口にて。


乗るのは当然機関車次位の客車ということで、津和野方のスハテ35の室内。
ダブルルーフ風かつ背もたれまで木製なのは、オハ31が参考とのこと。


地福駅での撮影タイムにて。


津和野にて。
到着後、転車台作業がなく、比較的にすぐに3番線から1番線に転線するので、
DD51込みの編成の写真が2番線から撮れました。

津和野駅は近年無人駅(簡易委託)になっていたんですね。

DD51切り離し後、編成の両端から。


あたかも津和野からの復路発車の如くかっこよく撮れてますが、よく見ると
片方の尾灯が点灯しており、実は1番線から2番線へ推進で転線中。


新山口方の展望車オロテ35はグリーン車で、定員が僅か23名のため、なかなか
切符が取れませんが、今回通路側ながら1席だけ空きがあり初めて乗ることが
できました。SLほどには人気がないのもあったかと。

展望室は往時のマイテの雰囲気を十分に感じさせます。
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ラスト117系

2023-12-23 | 一寸お出かけ(中国)
またまた「去り行く者たち」のお話。
かつての新快速用JR117系に、7月の完全引退の直前に岡山まで乗りに行って
きました。

当時、早朝の運用と夕~晩の運用があり、写真も撮るつもりで早朝を選びました
が、岡山発がなんと5:55で、前泊もせずよく早起きして乗れたものだと我ながら
思います。まさに早起きは三文の徳。

登場当時、特別料金不要の車両としては破格だったオールクロスシートが特徴的
な室内。濃い木目調の妻パネルは117系の特徴ですね。


朝の運用は福山での折り返しでした。
当日の曇~雨の天候のせいでむしろ影ができず、駅撮りで編成全体の写真も撮れて
良かったです。

堂々の8両編成でしたが、通勤にちょうどよい時間帯なのか、福山に近づくにつれ、
立客が出るほどそこそこ混んでいたのは意外でした。

0代4連と100代4連の併結で、せっかくなので往路と復路で乗り比べをしました。

0代はDT32、100代はボルスタレスのDT50で台車形式が異なりますが、乗り心地
の差はそれほど感じられませんでした。
いずれもMT54モータの爆音の印象が強くて、一時代前のいかにも国鉄の電車という
感じです(笑)

復路で岡山に到着後、少し粘って回送列車も見送りました。
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新庄村・がいせん桜

2023-04-15 | 一寸お出かけ(中国)
岡山北部・新庄村のがいせん桜。
実は何度か訪れたことがありますが、今回初めて公開いたします。
岡山では「村」の読みは「そん」ですね。

桜の絶対的な本数こそ百数十本程度ですが、旧宿場町の町並みとの競演が
とにかく素晴らしいです。



過去の訪問時は桜の開花のピークを外してしまって閑散としていることが
多かったのですが、今回は人出が多かったです。感覚的には、右下の写真
の倍以上(人の切れ目を狙って撮っているため)
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381系国鉄色に乗る

2022-10-25 | 一寸お出かけ(中国)
最後の国鉄型特急電車の381系。
国鉄色が復活したの機に、伯備線の「やくも」に乗ってきました。

岡山駅にて。

岡山寄の先頭車は、原型ではない貫通扉付なのがちょっぴり残念。

外観こそ国鉄色ですが、室内は「ゆったりやくも」のまま(?)です。

シートはしっかりとリクライニングする快適なものに替えられていますが、車両
としての乗り心地は極悪レベルであることを覚悟する必要があります。振子式で
お得意のカーブだけでなく、直線を飛ばしている時も踊っているようで曲者です。

そういえば、車内放送はオリジナルのオルゴールでの「鉄道唱歌」がバリバリの
現役なのには驚きました。オルゴールは消耗品で、国鉄型車両でも後年電子音に
替えられたものが少なくありませんが、この列車では律儀に各停車駅で鳴らして
いて大盤振る舞いです。

終着近くの車窓で宍道湖。


終点の出雲市駅にて。
幕はソッコーで「回送」にされましたが、出雲市寄りの非貫通の先頭車を撮る
ことができました。


出雲市駅構内のポスター。

50周年となっていますが、運転当初、伯備線は非電化でキハ181系が投入されて
いました。布原でのD51三重連の終焉と時同じくして運転開始されたのは感慨深い
ものがあります。続く381系が40年にもわたって君臨しているのもすごいです。

後日、有名撮影地のネウクロ(根雨-黒坂間)で、走行中の写真も撮ってきました。

よく見るとテールライトが点いているので、いわゆるケツ撃ちというやつです。

オマケのショットのほうが、うまく撮れてるような気がしないでもありません(笑)

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水島臨海鉄道キハ30に乗る

2020-12-17 | 一寸お出かけ(中国)
岡山への寄り道の最大のイベントはここ、水島臨海鉄道でした。

キハ30形は全く馴染みのない車両ながら、JRから引退する直前に、初めてにして最後
ということで、わざわざ千葉の向こうまで乗りに行ったものです。JRからの引退後は、
キハ37, 38とともに水島臨海鉄道に譲渡されました。ワンマンではない旧国鉄型車両の
運行は平日の朝夕に限られるため、この機会を窺っていたというわけです。

三菱自工前駅は始発ながら停車は短時間なので、反ホーム側から撮ると、その列車には
乗れずにお見送りです。なぜかキハ30よりキハ37のほうが白煙が出ていますね。


後の列車で追いかける途中、本分の?貨物列車とすれ違いました。


途中駅で、倉敷市から折り返してくるキハ30を待ち伏せ。


室内。特徴のロングシートは特に乗り鉄から嫌われたものでした(笑)


ついでの話で、キハ30, 37, 38導入以前は、キハ20が運行されていました。
やはり平日運転のため、なかなか乗る機会がなかったのですが、2017年3月のさよなら
運転の抽選に見事当選し、ギリギリのタイミングで乗ることができました。
右写真は、さよなら運転後に水島貨物ターミナルの車庫での展示です。
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岡電3000形KUROに乗る

2020-12-16 | 一寸お出かけ(中国)
復路ではさらに岡山市内に寄り道しました。

おかでんミュージアムを見るつもりだったのですが、コロナの影響か、ウィークデー
の中日が全て休館日になり、運悪くそれに当たってしまいました。
ミュージアムの脇には「チャギントン電車」の前頭部のモックアップが置かれています。


その代わりというか、目の前の東山電停に偶然"KURO"が停まっているのを見かけて、
それに乗ってみることにしました。この車両、元は以前紹介した東武日光軌道線の車両
です。

岡電で最古参となった3000形3両のうち1両が、鉄道デザイナーとして著名な水戸岡
鋭治氏の手によって、装いも新たに"KURO"となった次第。なお水戸岡氏の起用は、初
の低床車であった"MOMO"のデザインがきっかけであり、おかでんミュージアムも「+
水戸岡デザイン」のサブネームが冠せられています。
水戸岡デザインの特徴の一つとして、座席や内装への木材の多用が挙げられます。

終点の岡山駅前での折り返しが極めて短時間なこともあって、確実に往復乗るためと、
走行写真を撮るために、あえて一つ手前の電停で下車。


一往復後の東山電停にて。右写真は入庫の様子です。
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井笠鉄道記念館

2020-12-15 | 一寸お出かけ(中国)
復路では、井笠鉄道記念館にほぼ十年ぶりに寄ってきました。

井笠鉄道は名の通りかつて岡山の笠岡と井原その他を結んだ軽便鉄道で、廃止後も残された
新山駅舎は記念館となりました。長らく廃止当時の駅長さんが管理人を勤めていましたが、
バス会社としてしばらく存続した井笠鉄道の破産を機に笠岡市に移管されたようです。

全景。駅舎の中には備品が展示されています。


保存車両。
蒸気機関車は、鉄道(軽便)ファンにとっては馴染みのある響きのコッペル社製で、鉄道廃止
後は、新交通システム化以前の西武山口線で活躍しました。


まさにマッチ箱のような客車と貨車。
客車の車内や貨車の車掌室の中にも入ることができます。

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新山口駅開業120周年記念号に乗る

2020-12-07 | 一寸お出かけ(中国)
一昨年の春、山口線でD51200が本格運行を開始した直後に乗りに行きましたが、DD51に
よる代走を現地で知る事態に遭い、それはそれで貴重ながらも心残りのあるものとなって
しまいました。
その後、「やまぐち号」でのD51の運行機会を窺ってましたが、今年度はもともとC571
だけの運行が予定されていたことと、コロナ後の運行再開後の切符がなかなか取れずに
シーズン終了を迎えました。そんな折、JRのサイトをチェックしていて、標題の臨時列車
が運行されることを偶然知り、ようやくD51牽引列車に乗ることができた次第です。

新山口駅にて、往路出発前の状況。


往路での撮影タイム、地福駅にて、


車窓からの津和野の町並み。


津和野での転線および転車台作業。


復路出発前の状況。


車内の状況。
新形式にも関わらず、旧型客車の再現度合いが半端ないです。


復路・5号車展望デッキからの眺望。


<後日追記>
2021年9月までの「やまぐち号」の運転計画が発表されましたが、「蒸気機関車C57 1 号機
並びにD51 200 号機は検査・修繕を実施する」とのことで、DD51による牽引となりました。
シーズン最後のおまけのタイミングで乗りに行けて本当に良かったです。
もっともDD51牽引列車も今や貴重なので、もしかしたら来年も乗りに行くかもしれませんが…
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奥出雲おろち号に乗る

2019-11-28 | 一寸お出かけ(中国)
津山での遠征ライブの翌日、島根に寄り道し初めてトロッコ列車の類に
乗ってきました。木次線は木次(きすき)-備後落合間を走る「奥出雲
おろち」号です。

外から木次駅を覗いてみると、隣接する基地で気動車に交じって、今回
乗る予定の「奥出雲おろち」号の客車もすでに頭を出していました。



入線~発車お見送り



「奥出雲おろち」号はディーゼル機関車+客車+トロッコ客車の3両編成
からなります。
トロッコ列車の中には、名の通り貨車からの改造でワイルドな乗り心地の
ものもありますが、この車両は12系という、曲がりなりにもかつての急行用
の客車が種車です。



この日は急に寒くなり気温が10度以下となりましたが、吹き曝しのトロッコ
客車だけでなく、隣は「控え車」と称する冷暖房完備の車両で、トロッコ客車
と同じ番号の席に座る(言い換えれば1枚の指定券で2車両の座席を行き来する)
ことができます。車掌さんもしきりに「(ずっと吹き曝しのトロッコで)無理は
なさらぬように」とアナウンスしていました。



トロッコ客車では、トンネルに入ると中央写真のようなイルミネーション
が光ります。

往路はトロッコ客車が先頭で、最後尾の機関車から推進運転をするため、
トロッコ客車には運転台が追加されています。現在も動力集中方式が多い
欧米ではプッシュプルと呼ばれている方式ですが、早くから動力分散化が
進んだ日本ではそれが普及することはありませんでした。
運転席脇は展望スペースになっていて、前方がよく見えます。



あの宮脇俊三氏に「せいぜい三段式スイッチバックがあるくらい」と言わし
めた木次線ですが、なかなかどうして、美しい日本の山里の中を走ります。



標高が上がるにつれ、紅葉が見頃を迎えていました。



木次線名物のスイッチバックの始まり。
出雲坂根駅へは一旦右側の線路に進入後、進行方向を変え、両渡り線を通過
して左側の線路から出ます。



次のスイッチバック。



木次線のもう一つの名所といってよい、奥出雲おろちループの周辺。



終点、備後落合に進入中。
周囲に人家はあるものの、秘境駅といっていいほど味わいのある駅でした。

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