(その1からの続き)
(31)悲しき願い(ジ・アニマルズ):サントラTR12
公開リハへの誘いに対し、石川恵美子から色よい返事がもらえず、岡下が悶々とする
シーン。
ナレーションでの「だーれのせいでもありゃしない」とは、白井の父親役の尾藤イサオ
による日本語カバーの詞ですね。
(32)チェッ・チェッ・チェッ(劇中演奏・ロッキングホースメン)
結果的に岡下を励ます曲になり、竹良が「やってて妙に楽しかった」と述懐する。
エイトビートだけどロックとは程遠い、当時の歌謡曲らしい歌謡曲(笑) 原曲は橋幸夫
の歌唱、作曲は「潮来笠」「美しい十代」も手掛けたヒットメーカー吉田正。
(33)あなたでなければ(ジョニー・ソマーズ)
石川恵美子の近況のシーンで流れる、女性ヴォーカルのジャジーな曲。
(34)ジャンバラヤ(劇中演奏・杉基)
帰省した兄・杉基が、竹良のギターを借り調子外れで歌う曲。
(35)ラウンチー(ビリー・ヴォーン楽団)
喫茶店ウエストビレッジの開店祝でのデビューライブ。師走の商店街の中のウエスト
ビレッジ外観が映るシーンで流れる。
曲自体は、ベンチャーズも含めて色々なユニットがカバーしている(若き日のジョージ・
ハリスンもジョンに披露して加入を認められた)有名曲で、このビリーヴォーンのバー
ジョンも知られてます。
(36)ジングル・ベル(劇中演奏・ロッキングホースメン):サントラTR13
デビューライブの1曲目を飾る曲。
ベンチャーズバージョンのコピーで、イントロのリフはレイ・チャールズのホワッド・
アイ・セイのオマージュ。
(37)ヒッピー・ヒッピー・シェイク(劇中演奏・ロッキングホースメン)
同じくデビューライブでの演奏。ロックンロールでシャウトする「やかましい」曲だが、
演奏がぐだぐだになり、客からは「ジャズばっかりやん」と不興を買う。
スウィンギング・ブルー・ジーンズ版のコピー。かのビートルズのBBCでの演奏を参考
にしたということは後年知りました。
(38)おお、プリティ・ウーマン(劇中演奏・ロッキングホースメン):サントラTR14
同じくデビューライブでの演奏。音源も疲れたようなボーカルに聞こえるのは映像の
印象のせい?
ロイ・オービソンの最大のヒット曲で、CMや他の映画にもよく使われてます。
(39)センチになって(ビリー・ヴォーン楽団)
デビューライブが終わり疲労困憊するシーンおよび、その後で竹良が父親と釣りに行く
シーンで流れる曲。
いかにもビリー・ヴォーンらしい、タイトル通り感傷的な曲ですが、ビリー・ヴォーン
としては有名曲ではない(ベスト盤にない)ことおよび、エンドロールでは邦題だけの
ため、最難関の音源探しでした。原題はI'm getting sentimental over you。
(40)シャボン玉ホリデー(ザ・ピーナッツ)
母親の近況のナレーションで、居間のテレビから流れている。
エンドロールのクレジットなし。
(41)軍艦マーチ
竹良の父母がまだ若かった頃、戦時中の運動会で二人三脚するシーンで使用。
(42)シーサイド・バウンド(劇中演奏・軽音楽部の後輩バンド)
軽音楽部で、GSを神と仰ぐ後輩のバンドが演奏するシーン。
原曲はザ・タイガースで、寺内先生役の岸部一徳がそのベーシストだったのは偶然?
(43)渚のデイト(コニー・フランシス):サントラTR15
夏休み最後の日、唐本幸代が突然竹良の家を訪ねて海に誘う、文字通り「渚のデート」
のシーン。
(44)歌を忘れたカナリヤ(劇中歌唱)
うろたえた竹良が、唐本幸代を家にあげて着替えてもらおうかと一瞬考え、「いえいえ、
それはなりません♪」と口ずさむ。わずか2小節ほどの引用。
(45)ボーイ・ハント(日本語)(コニー・フランシス):サントラTR16
二人で波打ち際で水遊びをするシーン。
日本語版というのが、さらにこのシーンの微笑ましさを強調しているようです。
(46)恋のハレルヤ(黛ジュン)
砂浜で休憩する宣伝カーから流れる曲。二人は、近くで遊んでいる小学生ぐらいの子供
たちから「アベックじゃー」と冷やかされる。
12弦ギターをフィーチャーしたGS風アレンジの、いかにも60年代らしい曲で、個人的
には最初に気に入った邦楽収録曲です。
(47)けんかでデイト(ポールとポーラ)
竹良が海から自宅に帰るシーンで流れる曲。
夏の黄昏時の風景とトランペットのイントロがとてもマッチしていて、(この曲に限った
話ではありませんが)神選曲だと思います。
日本語のカバーもあり比較的知られている曲だと思いますが、オムニバス盤でポールと
ポーラの代表曲といえばたいてい「ヘイ・ポーラ」なので、けっこう入手困難でした。
(48)銀座九丁目は水の上(劇中歌唱・寺内先生)
桃子先生の披露宴で、寺内先生が踊りながら歌った曲。竹良がギターでメロディをなぞる
シーンもあり。
原曲は神戸一郎の1958年のリリースで、曲調も富士男の発言通り「えらい流行遅れの」
曲です。
(49)長崎の女(春日八郎)
寺内先生の最期および回想のシーンで流れる
(25)の前に、寺内先生が竹良に楽譜を譲った際、この曲をつい職員室で熱唱してしまい
ふと我に返る、というシーンもあり。
(50)フォーティ・デイズ(クリフ・リチャード)
文化祭前夜、最終リハと泊まりこみの楽器番のために再び登校するシーンで流れる。
英国のクリフ・リチャード歌唱というのが意外に感じた軽快なロックンロールナンバー。
関連曲の収集を始めて間もない頃でしたが、この曲もベスト盤になく、輸入盤に収録されて
いるのを偶然見つけた時は嬉しかったです。今はなき、せいでんハーバーランド店でした。
当時、家電量販店の過剰とも思えるCD在庫は大変重宝してました。
(51)ラ・マルセイエーズ
言わずと知れたフランス国歌。文化祭当日、演劇で引地めぐみが断頭台にかけられるマリー・
アントワネットを演じている。
エンドロールでのタイトルは「ラ・マルセイユ」となっている。
(52)太陽の彼方に(劇中演奏・ロッキングホースメン):サントラTR18
文化祭ライブで、おなじみパイプラインの次に演奏されるインスト曲。
原曲はアストロノウツ、「乗ってけ乗ってけ」という日本語カバーも知られてます。内々で
「つまらん曲」と不評ながらも(笑)、映画の影響で私もこの曲をコピー・演奏しました。
(53)アイ・フィール・ファイン(劇中演奏・ロッキングホースメン):サントラTR19
文化祭ライブで、メンバー紹介に続いて演奏されるビートルズナンバー。祖谷渓での合宿でも
ギターリフやコーラスを練習。
最後が妙なコード(キーがGに対しE)で終わっているのはベンチャーズバージョン風ですが、
劇中演奏が実はエド山口らによる吹き替えという話を聞いて納得。
(54)ジョニー・B・グッド(劇中演奏・ロッキングホースメン):サントラTR21
文化祭ライブのラスト曲のMCで、竹良の「世界のロックの中で一曲だけ挙げてみい」という
自問に対する答えが、パイプラインではなくこの曲というのは、ちょっと意表を突かれました(笑)
ロックの歴史上、という意味では大変真っ当な答えなのですが、その予備知識がないと唐突な
感じがするかもしれません。日本でこの曲が知られるようになったのは、キャロルだとする説
もあります。
浄泉寺での合宿でバンド演奏されたり、兄が帰ってきたのに気付かないほど熱心にバッキング
の練習がされていたりします。原曲は説明するまでもなくチャック・ベリー。
(55)高校三年生(舟木一夫)
受験のため東京に旅立つ日、駅前で宣伝カーが流す曲。
竹良と白井の初めての出会いのシーンでもセリフで言及されますが、実際に曲が登場するのは
ほぼ終盤になってからです。
原作者と同年代の知人(バンド仲間)が、「我々のようなオジンオバンは、ビートルズのよう
な当時の洋楽ではなくて、こういう青春歌謡に自分を重ねて涙する」と言ってました(笑)
それが実態なのかも。
(56)青春のモニュメント(劇伴)
劇伴は全てメインテーマ1曲の変奏曲となっています。久石譲という(著名な)作曲家の名は
この映画で知りました。
使用個所は以下の通り。
a)タイトルバックのショートバージョン。オケ演奏。:サントラTR1
b)最初の竹良の登校シーンで、フルート+ピアノのバージョン
c)藤原家紹介のシーンで、ピアノ単音バージョン
d)アルバイトに初めて出勤するシーンで、ピアノバージョン:サントラTR4
e)寺内先生を偲ぶシーンで、トロンボーンソロバージョン
f)進路を決めた各メンバーの様子を竹良が寂しげに見て回るシーンで、ピアノ単音バージョン
g)竹良がバンドゆかりの地を巡礼するシーンで、フルバージョン。オケ演奏。:サントラTR20
e)エンディング(コーダ部分のみ)。オケ演奏。
久石譲作品としてはあまり知られていないようですが、私はこの曲を大変気に入り、かなり
早い時期に、サントラCDにも収録されているd)のバージョンを耳コピーしました。それから
20年近く経って、譜面化も兼ねてmidi化するためにあらためて耳コピーしたところ、当時の
解釈と異なる箇所だらけで、当時の未熟さに冷や汗が出る思いでした。
もっとも、本格的に耳コピーという作業を量産体制で行ったのは、この映画がきっかけの
ベンチャーズのコピーだったので、それからの経験の蓄積と最初とを比較すれば、ちょっと
はスキルも向上したのかな、ということにしておこうと思います。
完
(31)悲しき願い(ジ・アニマルズ):サントラTR12
公開リハへの誘いに対し、石川恵美子から色よい返事がもらえず、岡下が悶々とする
シーン。
ナレーションでの「だーれのせいでもありゃしない」とは、白井の父親役の尾藤イサオ
による日本語カバーの詞ですね。
(32)チェッ・チェッ・チェッ(劇中演奏・ロッキングホースメン)
結果的に岡下を励ます曲になり、竹良が「やってて妙に楽しかった」と述懐する。
エイトビートだけどロックとは程遠い、当時の歌謡曲らしい歌謡曲(笑) 原曲は橋幸夫
の歌唱、作曲は「潮来笠」「美しい十代」も手掛けたヒットメーカー吉田正。
(33)あなたでなければ(ジョニー・ソマーズ)
石川恵美子の近況のシーンで流れる、女性ヴォーカルのジャジーな曲。
(34)ジャンバラヤ(劇中演奏・杉基)
帰省した兄・杉基が、竹良のギターを借り調子外れで歌う曲。
(35)ラウンチー(ビリー・ヴォーン楽団)
喫茶店ウエストビレッジの開店祝でのデビューライブ。師走の商店街の中のウエスト
ビレッジ外観が映るシーンで流れる。
曲自体は、ベンチャーズも含めて色々なユニットがカバーしている(若き日のジョージ・
ハリスンもジョンに披露して加入を認められた)有名曲で、このビリーヴォーンのバー
ジョンも知られてます。
(36)ジングル・ベル(劇中演奏・ロッキングホースメン):サントラTR13
デビューライブの1曲目を飾る曲。
ベンチャーズバージョンのコピーで、イントロのリフはレイ・チャールズのホワッド・
アイ・セイのオマージュ。
(37)ヒッピー・ヒッピー・シェイク(劇中演奏・ロッキングホースメン)
同じくデビューライブでの演奏。ロックンロールでシャウトする「やかましい」曲だが、
演奏がぐだぐだになり、客からは「ジャズばっかりやん」と不興を買う。
スウィンギング・ブルー・ジーンズ版のコピー。かのビートルズのBBCでの演奏を参考
にしたということは後年知りました。
(38)おお、プリティ・ウーマン(劇中演奏・ロッキングホースメン):サントラTR14
同じくデビューライブでの演奏。音源も疲れたようなボーカルに聞こえるのは映像の
印象のせい?
ロイ・オービソンの最大のヒット曲で、CMや他の映画にもよく使われてます。
(39)センチになって(ビリー・ヴォーン楽団)
デビューライブが終わり疲労困憊するシーンおよび、その後で竹良が父親と釣りに行く
シーンで流れる曲。
いかにもビリー・ヴォーンらしい、タイトル通り感傷的な曲ですが、ビリー・ヴォーン
としては有名曲ではない(ベスト盤にない)ことおよび、エンドロールでは邦題だけの
ため、最難関の音源探しでした。原題はI'm getting sentimental over you。
(40)シャボン玉ホリデー(ザ・ピーナッツ)
母親の近況のナレーションで、居間のテレビから流れている。
エンドロールのクレジットなし。
(41)軍艦マーチ
竹良の父母がまだ若かった頃、戦時中の運動会で二人三脚するシーンで使用。
(42)シーサイド・バウンド(劇中演奏・軽音楽部の後輩バンド)
軽音楽部で、GSを神と仰ぐ後輩のバンドが演奏するシーン。
原曲はザ・タイガースで、寺内先生役の岸部一徳がそのベーシストだったのは偶然?
(43)渚のデイト(コニー・フランシス):サントラTR15
夏休み最後の日、唐本幸代が突然竹良の家を訪ねて海に誘う、文字通り「渚のデート」
のシーン。
(44)歌を忘れたカナリヤ(劇中歌唱)
うろたえた竹良が、唐本幸代を家にあげて着替えてもらおうかと一瞬考え、「いえいえ、
それはなりません♪」と口ずさむ。わずか2小節ほどの引用。
(45)ボーイ・ハント(日本語)(コニー・フランシス):サントラTR16
二人で波打ち際で水遊びをするシーン。
日本語版というのが、さらにこのシーンの微笑ましさを強調しているようです。
(46)恋のハレルヤ(黛ジュン)
砂浜で休憩する宣伝カーから流れる曲。二人は、近くで遊んでいる小学生ぐらいの子供
たちから「アベックじゃー」と冷やかされる。
12弦ギターをフィーチャーしたGS風アレンジの、いかにも60年代らしい曲で、個人的
には最初に気に入った邦楽収録曲です。
(47)けんかでデイト(ポールとポーラ)
竹良が海から自宅に帰るシーンで流れる曲。
夏の黄昏時の風景とトランペットのイントロがとてもマッチしていて、(この曲に限った
話ではありませんが)神選曲だと思います。
日本語のカバーもあり比較的知られている曲だと思いますが、オムニバス盤でポールと
ポーラの代表曲といえばたいてい「ヘイ・ポーラ」なので、けっこう入手困難でした。
(48)銀座九丁目は水の上(劇中歌唱・寺内先生)
桃子先生の披露宴で、寺内先生が踊りながら歌った曲。竹良がギターでメロディをなぞる
シーンもあり。
原曲は神戸一郎の1958年のリリースで、曲調も富士男の発言通り「えらい流行遅れの」
曲です。
(49)長崎の女(春日八郎)
寺内先生の最期および回想のシーンで流れる
(25)の前に、寺内先生が竹良に楽譜を譲った際、この曲をつい職員室で熱唱してしまい
ふと我に返る、というシーンもあり。
(50)フォーティ・デイズ(クリフ・リチャード)
文化祭前夜、最終リハと泊まりこみの楽器番のために再び登校するシーンで流れる。
英国のクリフ・リチャード歌唱というのが意外に感じた軽快なロックンロールナンバー。
関連曲の収集を始めて間もない頃でしたが、この曲もベスト盤になく、輸入盤に収録されて
いるのを偶然見つけた時は嬉しかったです。今はなき、せいでんハーバーランド店でした。
当時、家電量販店の過剰とも思えるCD在庫は大変重宝してました。
(51)ラ・マルセイエーズ
言わずと知れたフランス国歌。文化祭当日、演劇で引地めぐみが断頭台にかけられるマリー・
アントワネットを演じている。
エンドロールでのタイトルは「ラ・マルセイユ」となっている。
(52)太陽の彼方に(劇中演奏・ロッキングホースメン):サントラTR18
文化祭ライブで、おなじみパイプラインの次に演奏されるインスト曲。
原曲はアストロノウツ、「乗ってけ乗ってけ」という日本語カバーも知られてます。内々で
「つまらん曲」と不評ながらも(笑)、映画の影響で私もこの曲をコピー・演奏しました。
(53)アイ・フィール・ファイン(劇中演奏・ロッキングホースメン):サントラTR19
文化祭ライブで、メンバー紹介に続いて演奏されるビートルズナンバー。祖谷渓での合宿でも
ギターリフやコーラスを練習。
最後が妙なコード(キーがGに対しE)で終わっているのはベンチャーズバージョン風ですが、
劇中演奏が実はエド山口らによる吹き替えという話を聞いて納得。
(54)ジョニー・B・グッド(劇中演奏・ロッキングホースメン):サントラTR21
文化祭ライブのラスト曲のMCで、竹良の「世界のロックの中で一曲だけ挙げてみい」という
自問に対する答えが、パイプラインではなくこの曲というのは、ちょっと意表を突かれました(笑)
ロックの歴史上、という意味では大変真っ当な答えなのですが、その予備知識がないと唐突な
感じがするかもしれません。日本でこの曲が知られるようになったのは、キャロルだとする説
もあります。
浄泉寺での合宿でバンド演奏されたり、兄が帰ってきたのに気付かないほど熱心にバッキング
の練習がされていたりします。原曲は説明するまでもなくチャック・ベリー。
(55)高校三年生(舟木一夫)
受験のため東京に旅立つ日、駅前で宣伝カーが流す曲。
竹良と白井の初めての出会いのシーンでもセリフで言及されますが、実際に曲が登場するのは
ほぼ終盤になってからです。
原作者と同年代の知人(バンド仲間)が、「我々のようなオジンオバンは、ビートルズのよう
な当時の洋楽ではなくて、こういう青春歌謡に自分を重ねて涙する」と言ってました(笑)
それが実態なのかも。
(56)青春のモニュメント(劇伴)
劇伴は全てメインテーマ1曲の変奏曲となっています。久石譲という(著名な)作曲家の名は
この映画で知りました。
使用個所は以下の通り。
a)タイトルバックのショートバージョン。オケ演奏。:サントラTR1
b)最初の竹良の登校シーンで、フルート+ピアノのバージョン
c)藤原家紹介のシーンで、ピアノ単音バージョン
d)アルバイトに初めて出勤するシーンで、ピアノバージョン:サントラTR4
e)寺内先生を偲ぶシーンで、トロンボーンソロバージョン
f)進路を決めた各メンバーの様子を竹良が寂しげに見て回るシーンで、ピアノ単音バージョン
g)竹良がバンドゆかりの地を巡礼するシーンで、フルバージョン。オケ演奏。:サントラTR20
e)エンディング(コーダ部分のみ)。オケ演奏。
久石譲作品としてはあまり知られていないようですが、私はこの曲を大変気に入り、かなり
早い時期に、サントラCDにも収録されているd)のバージョンを耳コピーしました。それから
20年近く経って、譜面化も兼ねてmidi化するためにあらためて耳コピーしたところ、当時の
解釈と異なる箇所だらけで、当時の未熟さに冷や汗が出る思いでした。
もっとも、本格的に耳コピーという作業を量産体制で行ったのは、この映画がきっかけの
ベンチャーズのコピーだったので、それからの経験の蓄積と最初とを比較すれば、ちょっと
はスキルも向上したのかな、ということにしておこうと思います。
完