(有)花沢不動産

趣味の話など

旧型客車の思ひ出 其ノ二

2009-02-28 | Weblog



写真左がT社の60系客車、右がK社の43系客車です。

一見両者とも外観は同じように見えますが、もともと急行用として作られた
43系と、木造客車から改造した60系とでは中の造作が大違いで、乗る時
に注意深く見分ける必要がありました(笑)

60系は一般用ということで、シートの間隔を微妙に縮めており、背もたれ
は見事なまでの垂直でニス塗りむき出しの木でした。
また、窓の日除けはカーテンではなくごついヨロイ戸で、使う時には重たい
ソレをよっこらしょと引っ張り上げる必要がありました。

走り出すと、せいぜい60~70km/hぐらいのスピードで、ピョコピョコと飛び
跳ねるように上下に激しく揺れだすので、当時「シャコタン車のよう」と形容
していました(笑)

ところで、この客車の特徴といえば、

・こげ茶色の塗装
・木目の内装
・ヨロイ戸の日除け

ですが、これらはそのまま関西私鉄の雄、H急電車の特徴にもあてはまり
ます(笑) 一見似たようなものながら、なぜH急電車のほうにはハイソな
イメージがあるのか理由は分かりません。
もっとも、このハイソなイメージというのが地方から来た人には理解されず、
H急電車を一目見るなり「国鉄のボロと一緒じゃのー」と言った人がいる
とかいないとか(笑)
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久々に模型ネタ

2009-02-26 | 鉄道模型
鉄道模型の車番のインレタって、実はキライなんです。

しばらく放っておくと劣化して使えなくなるので、さっさと貼れと強要
されている感じがするのがイヤだし、またインレタは表面を強くこする
とはがれることがあり、かと言って保護用のクリアを完成品に塗るの
も抵抗があります。そもそも、何両にもなれば貼ること自体が面倒
くさいです(笑)

2大Nゲージメーカのうち、老舗のK社はそのあたりのことを恐らくよく
分かっているのか、車番は印刷済、最近の製品では行先表示さえ
印刷済なのですが、片やT社のほうはユーザー選択の自由ということ
をポリシーとしているのか、車番は頑ななまでにインレタだったりする
わけです。

T社の特にHGシリーズの車両は、K社を凌駕する程の出来栄えです
が、車番や標記が入っていない買ったままの状態ではどうも細密感に
乏しく損をしています。
そこで、最近購入したT社の60系客車では、混結相手となるK社の43
系や35系客車とバランスを取る意味を含めて、珍しく車番のインレタを
貼ってみることにしました。

そこで困ってしまうのは、何番を貼るか。

こだわる人は、この車番がどこの所属でといったことをきちん調べるの
でしょうが、面倒くさがりな私は、深く考えず台紙から切り取りやすい
位置の2000番台のものを選びました。(とは言っても、2000番台とは
電気暖房仕様で、郷里の東北地方で使われていたものと、それなり
にはこだわっています(笑))

座席車のオハ61、オハフ61についてはそれで良かったのですが、オハ
ユニ61(荷物・郵便合造車)については、なぜか2000番台のインレタ
がなく、どういうことかと調べてみると、どうも実車に電暖仕様のもの
が存在しないらしいこと、またオハニ61(荷物合造車)の電暖仕様に
至っては、スハニ64の2000番台と形式名まで変わることが分かり
ました。

いや~これには悩んでしまって、1度読んだきりになっていた、JTB
キャンブックス「国鉄鋼製客車Ⅰ」を久々に引っ張り出して、調べて
しまいましたよ(笑)

ついつい面倒だなあと億劫に感じていたインレタ貼りですが、マニアと
して一つ賢くなったということで、思わぬ収穫でした(笑)
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綾部山梅林

2009-02-22 | 一寸お出かけ(関西)
「綾部」という名前から、京都の綾部市と勘違いして行ってしまう人も
少なくないそうですが、綾部山は播州・たつの市にある梅の名所です。
「ひとめ2万本」とのふれこみの通り、小高い丘は梅の花で見事に白く
染まっていました。
この日はいま一つはっきりしない天気で残念でしたが、海が見える梅林
で、遠くに姫路や網干の工業地域が見渡せます。晴れた日には明石
大橋や四国側も見えるそうです。



白梅が大半でしたが、紅梅や菜の花とのコントラストも。



梅林とともに古墳も点在しています。
この「綾部山 古墳群之碑」の書は三木武夫氏によるもの。「内閣総理
大臣」のタイトルも付いていましたが、現職中の書なのでしょうか??



入場者には、甘酒か梅ジュースがふるまわれます。


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やりましたね!

2009-02-21 | Weblog
滝田監督おめでとうございます!

少々出来レースの感もしないでもありませんでしたが、私の印象でも
2008年公開の映画でベストと思っておりました。
ただ、話の進行上でもせっかく音楽にも触れていながら、サントラの
印象が薄かったのがちょっと残念です。(もっとも、久石譲は「ポニョ」
では音楽賞を獲ってましたね) やはりここは「アノ方」にご登場頂い
てたら、もっと号泣できたかもしれません(笑)

ところで、次作品が「釣りキチ三平」というのもちょっと驚いています。
しかも主演は「三丁目」のスガケンですね。

一般的に、このような名作マンガの実写化でうまくいった例ってあまり
聞いたことがありませんが、どんなもんなんでしょう?
間もなく公開ですが、ネガティブな期待(笑)も半分込めて、もちろん見に
行くつもりです。
案外こういうモノに限って、ムチャクチャ泣かされたりするのかもしれま
せん。

2/23追記

あらためまして、オスカー受賞もおめでとうございます!
いや~、勢いがありましたもんねえ。
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日本丸がやってきた

2009-02-08 | Weblog
残念ながら公開まではされていませんが、2/12まで神戸港・中突堤にいる
そうです。
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ナゾのパラダイス

2009-02-08 | 一寸お出かけ(関西)
淡路島にはもう一か所水仙の名所として、立川水仙郷というところが
挙げられます。先ほどの灘黒岩水仙郷からは、北東に十数km程度の
距離です。

その道の途中、看板があちこちに立っているのですが、本来の「立川
水仙郷」という文字の下に、なぜかそれよりデカデカと「淡路島ナゾの
パラダイス」という煽り文句が。

実はここ、「秘宝館」なるものが併設されているのです!



それにしてもこの看板、何とも場末感が漂います(笑)

内部の様子については、看板の文字通り18才未満お断りの内容につき、
自主規制(略)

なお、ここは「探偵!ナイトスクープ」ネタにもなったようで、その巨大な記念
碑もありました。
コメント (5)
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初めての淡路島

2009-02-08 | 一寸お出かけ(関西)
今まで淡路島は通過しかしたことがありませんでしたが、今回はじめて
高速から降りてみました。

なんでも水仙は今の季節の花だそうで、行き先は南あわじ市の灘黒岩
水仙郷。日本三大群生地の一つとのことです。

いきなり急斜面で、延々と続く階段もすごいのですが、水仙の花がその
急斜面を白く覆い尽くしているのがまたすごいです。



ここまで立派だと、てっきり植物園的に人の手をものすごくかけているの
かと思いきや、実は昔々海岸に漂着した球根を植えたものが繁殖したもの
で、自生だというのは驚きです。



早くも梅の花も咲いていました。
オーシャンビューも素晴らしい場所です。


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