(有)花沢不動産

趣味の話など

元スーパー(古?)カーに乗る

2021-01-26 | 一寸お出かけ(関西)
淡路から寄り道して、おけいはんに乗ってきました。

京橋で電車を何本かやり過ごし、お目当ては今年引退する5扉車5000系でもなく、いかにも
かつての「京阪の標準通勤車」といった趣の2600系で、さらに特定車番を選んで乗った次第。


写真の2624号車、名板こそ昭和55年となっていますが、実は昇圧前の2000系「スーパー
カー」2007号車からの改造車で、車体は1959年製という、とんでもない年齢詐称(笑)です。
以前紹介した南海6000系はアラ還ですが、この車両(車体)はガチで還暦越えで今も京阪
本線を走っています。

他に、同じ年生まれの元2006号車が2818号車として現役です。

外観の写真を撮るために出町柳行きの区間準急を14時過ぎに降り、折り返しの上り普通
がやってきた頃には、辺りは既に薄暗くなっておりました。枚方市にて特急待ち合わせ。


終点まで堪能し、閑散とした(失礼)中之島駅での折り返し待ちで、車内も撮ることが
できました。特に室内真正面からの写真で、特徴的な卵型断面が分かるかと思います。
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檻の中の機関車

2021-01-25 | 一寸お出かけ(関西)
本件、年明け直後のお出かけであることをはじめにおことわりしておきます。

日本で唯一のEH10保存機が大阪の淡路にあるというので見に行ってきました。
EH10型機とは、1954年~1981年にかけて主に東海道線および山陽線岡山以東で活躍
した貨物用の電気機関車で、2車体永久連結・8軸を誇ります。その巨体ゆえ、他の
線区に転用されることはありませんでした。

阪急淡路駅から徒歩数分、東淡路南公園健康広場にありました。
EH1061号機・昭和32年東芝製。

厳重に柵に囲まれていて、写真が撮りにくかったり、直にさわれないのは残念ですが、
そのほうがかえって良好な状態が保たれるのかもしれません。


興味深いのは、やはりEH10の特徴の2車体の連結部です。

連結部は棒連結器ですらない細い棒が印象的で、台車マウントのATS車上子受(後付け
のはず)のほうがよほどごついです。

旧型機から新性能機への過渡期の機関車ゆえ、台車も先台車なし・各台車独立という
新しい構成ながら、鋳鋼製の台車枠に重ね板ばねの枕ばねなどは昔ながらの構造で、
新旧入り混じっています。

枕ばねの上にある名板は車体と同じく東芝製であることを示していますが、その真下の
鋳鋼台車枠表面に住友マークが見られるのは興味深いです。

鉄道貨物輸送の全盛期を象徴するEH10の貴重な保存機、京都の博物館のようなところ
で屋内保存して、常時公開して欲しいと思うのは私だけでしょうか。

なお、公園からほど近い阪急淡路駅付近の立体交差化工事はこんな感じでした。
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あけましておめでとうございます

2021-01-01 | Weblog
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021年 元旦
有限会社花沢不動産 社長

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