(有)花沢不動産

趣味の話など

五色山西洋館公開

2024-05-26 | 一寸お出かけ(関西)
GW前に、とある喫茶店の前を通りかかったところ、ちょっと気になる看板を見つけ
ました。
近くの洋館といえば、塩屋に点在するものが知られてますが、垂水駅西側の五色山に
ある洋館がGW中に公開されるとのことでした。


垂水駅から徒歩圏内ですが、上の写真の看板の注意書きに従いグーグルマップを駆使
しても、迷ってしまいました(^^;
現地の看板に描かれた古代人風キャラは、たるみ観光大使とのことで、近くにある
五色塚古墳に因んだものと思われます。市か区の公式キャラなんでしょうか?

Since 1917となっているので、実に築100年超ですね。

建物外観。


1階応接間?


1階ダイニング?
手前にグランドピアノが鎮座しています。「地域文化施設」として、ダンスやミニコンサート
なども開催されるそうです。


階段。


2階と2階からの眺望。

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京都鉄博・SL頭出し展示

2024-03-02 | 一寸お出かけ(関西)
京都鉄道博物館のSLの多くは、ふだんは扇形庫内に完全に収容されていますが、
正月期間中は頭出しが行われるとのことで、気になりだし何年か越しで初めて
見に行ってきました。


SLの展示運転、「SLスチーム号」の今回の牽引機はC622号機でした。
もちろん乗ってきました。


庫内のC621号機やSLスチーム号のC622号機に、「銀河鉄道999」のヘッドマーク
が掲げられているのが不思議でしたが、企画展だったんですね。


なお、当館は京都駅から西に1km以上離れた微妙な位置にありますが、近年「梅小路
西京都」が至近に開業して、便利になりました。
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日本真珠会館

2023-12-03 | 一寸お出かけ(関西)
久々の告知以外の記事です(笑)

四谷コーポラス的なレガシー建築物が神戸にもないかなと物色したところ、
某web百科事典で、日本真珠会館を見つけました。1952年築です。


神戸市役所との位置関係が分かる写真。


官民合同出資で建てられたこの建物、設計者の光安氏は兵庫県職員で、後に現・
兵庫県庁舎も設計しました。モダニズムを体現したこの建物は、有形文化財と
しても登録されています。


震災にも耐えたこの名建築も、70年という年月には勝てず、残念ながら2023年3月末
で閉鎖されることになりました。
最終週に名残り惜しく、外観と常時公開の1階のパールミュージアムを眺めていた
ところ、本来は事前予約制だった当建築ツアーにキャンセルによる空きが出たとの
ことで、内部が見られるまたとない機会、有難くご一緒してきました。

最上階(4階)のホールでのイントロダクション。
案内人は設計者のご子息で、一時期、当建物の管理もされていたそうです。


屋上。


70年前の竣工当時は目立つ存在だったそうですが、現在ではタワマン含む周囲
の高層建築に埋もれてしまっています。

屋上機械室。


エレベータの巻上機が何ともいかめしく、配電盤は何とヒューズによる保護。
後年、合うヒューズがなくなり、苦労されたそうです。

灯具も光安氏によるデザインで、光量が均一になる工夫がされています。


左: モダニズムを体現するらせん階段。老朽化が進んでいてちょっと怖い?
右: 3段式の窓は上から下まで全て開閉可能。(「危険」の注意書きにも関わらず、
  光安氏が実演)


地下室。
左写真は石炭炊きボイラで。時代を感じさせます。
明り取りの窓がこれまたおしゃれです。右写真はそうと分からない地上からの外観。


こまかい意匠や造作に至るまでまさにモダニズムの体現、公務員離れしていて
驚かされます。

2023年3月の閉鎖後もしばらく雄姿を留めていましたが、ついに11月末から
解体工事が始まりました。
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近所の小学校の旧本館一般公開

2023-04-16 | 一寸お出かけ(関西)
自宅最寄りの小学校の校舎が改築されましたが、ふと会社帰りに学校横を通ると、
「旧本館一般公開:解体工事を前に、最後の姿をご覧いただけます。撮影可」と
いうビラがフェンスに。
この日は用事(ひらビー)があって葛藤しました(笑)が、一日限りで、またとない
貴重な機会、用事に出がけのの30分だけ(ちょっとフライングもして)、サクっ
と見に行ってきました。

こちらが解体される予定で、今回公開された旧本館(東校舎)。
ブレーシングが追加されたり改装はされてますが、よく見れば確かに昭和30年代
な建物。学校のHPで沿革を見ると1957年築で、昭和30年代前半・1950年代末築
という想像以上の年代物でした。私が通ったどの母校の建物よりも古いです。

同HPで昔の写真を見ると、校舎前面のガラス張りが今以上に目立っていたようです。

昇降口付近の百葉箱と水飲み場。んー、学校だ。
(私の母校に百葉箱はありませんでしたが)


さっそく中へ。


1階・職員室

床は木張り。そうそう、神戸の学校は土足なんですよね。

1階・理科室

まだ机が残っていましたが、見るとガスの元栓がありますね。今も授業でガス
バーナーとか使っているのでしょうか。

1階・放送室

可愛らしいコンソールです。
私も放送委員の経験がありますが、ミキサーをいじるのは萌えでした。下校時
に「遠き山に日は落ちて」(ドヴォルザーク作曲!)とか放送したものです。
当時は音源といえばカセットテープ(たまにアナログ盤)でしたが、今はどう
なのでしょう。

1階・保健室


1階・給食室

センター方式でなく、自校方式で給食室があったのは意外でした。神戸の学校
給食の思ひ出といえば、「とくれんゼリー」?

2階・コンピュータ室

什器は撤去されていますが、床にその名残りを残しています。

2階・手洗場付近


3階・音楽室

廊下を挟んでもう一つ音楽室があったのには驚きました。

3階・講堂

独立した体育館はないらしく、この講堂が体育館を兼ねていたと思われます。
沿革を見ると1960年落成とのことで、本体部分?の落成とは時間差があります。

旧本館から北校舎を見る。

こちらも旧本館とほぼ同時期の年代物で、遠からず解体されることになると
思われます。

旧本館から新校舎を見る。

校庭を挟んでの新築で、校庭がとても狭くなっています。
現場の計画図を見ると、北校舎の代替か、写真の左側からL字型に校舎が増築
される模様で、しばらくは校庭が不便な状況が続きそうです。
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去り行く者たち

2023-03-26 | 一寸お出かけ(関西)
昨秋頃から和田岬線沿線で撮り鉄の姿をよく見かけるようになりましたが、
103系の引退が決まってからのにわかではなく近所ならではで、何年かに
渡って撮りためた写真をこの機会に披露しておこうと思います。

和田岬線の有名撮影地?の明和通り踏切にて。
列車のスピードは大したことはありませんが、左側にフェンスがあって、
これを避けて編成全体を上手く収めるのは、私には難しかったです。


和田旋回橋付近にて。
兵庫運河の水面が水鏡のようになっています。


明石電車区から和田岬線への回送は列車線を用いるため、西明石で直接出入り
できずに大久保で折り返すことを知り、撮りに行きました。

列車線では新快速の間を縫っての回送のため、103系のレアな爆走が見られる
ことでも知られてました。

初めての和田岬線乗車では、207系による代走の印象があまりに強すぎたため、
果たして103系に乗ってたっけ?と思ったのですが、どうも5年程前に乗って
いたようです。


和田岬線は廃止も噂されるなか2001年7月に電化され、それから103系が走り
始めました。当時103系は大阪環状線をはじめとしてどこでも見られた存在で、
原形を留めない程のリニューアルまで始めた時は、「一体いつまで使い倒す気
なのか??」と思いました(笑) 和田岬線の103系は最後まで原形を比較的保っ
ていたのが注目を集めた理由でもあります。
電化以前は和田岬線スペシャルのキハ35が走っていて、そちらのほうがよほど
珍車だったのですが、私自身は当時デジカメを持っておらず、手元に記録がない
のが残念です。引退時の撮り鉄の数も今ほどではなかったと記憶します。
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神戸税関公開

2023-02-13 | 一寸お出かけ(関西)
昭和初期の趣きを残す内外観ゆえ、数々の映像に登場する神戸税関が、「ロケ地巡り」
として2月に公開されたので、見に行ってきました。

外観は昔の警視庁としてよく登場します。


エントランスホール。天井はドーム状です。


二代目庁舎と三代目現庁舎の模型。
二代目庁舎の外観を残す形で改築されたことが分かります。


模型でも分かる通り、中庭があります。


広報展示室。
コロナ禍以前は常時平日に公開されていました。空港税関でもおなじみ?、ブランド
品の真贋比較などもあります。(私には分からないもののほうが多かったです笑)


特別会議室。数々のロケに使われています。


元貴賓室。こちらも数々のロケに使われています。


元貴賓室付近の廊下。
エントランスホールもそうですが、床は細かいタイル敷で幾何学的意匠が施されています。


このような素敵な神戸税関の向かいにも歴史的建造物が存在します。
新港貿易会館。リノベもされてなさそうなガチで歴史的な建物ですね。


その北隣にはKIITOことデザインクリエイティブセンター神戸、旧神戸市立生糸検査所。
かつてこの中にあったビートルズカフェのオープン記念で演奏させて頂いたことが
あります。

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山鉾巡行

2022-07-31 | 一寸お出かけ(関西)
ここ十年程気になっては行かずじまいだったのですが、京都祇園祭の山鉾巡行を
初めて見に行ってきました。
山鉾巡行自体は実に3年ぶりの開催となります。

それにしても、鉾は重量が10トンもあるとされていますが、単に大きいだけでなく、
背が高いです。







せっかくなので一番の見物の辻回しを見ようと、河原町近くの最初の曲がり角へ。
それなりに待つ必要はありましたが、極端に早朝出動することもなく、一等地で
写真を撮ることができたのは意外でした。…それにしてもこの日は(も)暑かったです。
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郡山城址の桜

2021-03-30 | 一寸お出かけ(関西)
少し早い今年の花見は、以前から気になっていた名所、郡山城址に行ってきました。

電車か車か迷いましたが、今回は阪神と近鉄を駆使して行ってきました。
左写真:近鉄奈良線は、生駒の裾野から大阪市街が一望できるのが意外な絶景ですね。
右写真:近鉄橿原線への乗換駅である大和西大寺駅は、配線の複雑さで確かタモリ司会
の?テレビ番組にも取り上げられたことがあります。


郡山城址にて。




大和郡山は金魚の産地としても知られています。


郡山城址は近鉄橿原線に隣接しているので、こんな写真も。
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元スーパー(古?)カーに乗る

2021-01-26 | 一寸お出かけ(関西)
淡路から寄り道して、おけいはんに乗ってきました。

京橋で電車を何本かやり過ごし、お目当ては今年引退する5扉車5000系でもなく、いかにも
かつての「京阪の標準通勤車」といった趣の2600系で、さらに特定車番を選んで乗った次第。


写真の2624号車、名板こそ昭和55年となっていますが、実は昇圧前の2000系「スーパー
カー」2007号車からの改造車で、車体は1959年製という、とんでもない年齢詐称(笑)です。
以前紹介した南海6000系はアラ還ですが、この車両(車体)はガチで還暦越えで今も京阪
本線を走っています。

他に、同じ年生まれの元2006号車が2818号車として現役です。

外観の写真を撮るために出町柳行きの区間準急を14時過ぎに降り、折り返しの上り普通
がやってきた頃には、辺りは既に薄暗くなっておりました。枚方市にて特急待ち合わせ。


終点まで堪能し、閑散とした(失礼)中之島駅での折り返し待ちで、車内も撮ることが
できました。特に室内真正面からの写真で、特徴的な卵型断面が分かるかと思います。
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檻の中の機関車

2021-01-25 | 一寸お出かけ(関西)
本件、年明け直後のお出かけであることをはじめにおことわりしておきます。

日本で唯一のEH10保存機が大阪の淡路にあるというので見に行ってきました。
EH10型機とは、1954年~1981年にかけて主に東海道線および山陽線岡山以東で活躍
した貨物用の電気機関車で、2車体永久連結・8軸を誇ります。その巨体ゆえ、他の
線区に転用されることはありませんでした。

阪急淡路駅から徒歩数分、東淡路南公園健康広場にありました。
EH1061号機・昭和32年東芝製。

厳重に柵に囲まれていて、写真が撮りにくかったり、直にさわれないのは残念ですが、
そのほうがかえって良好な状態が保たれるのかもしれません。


興味深いのは、やはりEH10の特徴の2車体の連結部です。

連結部は棒連結器ですらない細い棒が印象的で、台車マウントのATS車上子受(後付け
のはず)のほうがよほどごついです。

旧型機から新性能機への過渡期の機関車ゆえ、台車も先台車なし・各台車独立という
新しい構成ながら、鋳鋼製の台車枠に重ね板ばねの枕ばねなどは昔ながらの構造で、
新旧入り混じっています。

枕ばねの上にある名板は車体と同じく東芝製であることを示していますが、その真下の
鋳鋼台車枠表面に住友マークが見られるのは興味深いです。

鉄道貨物輸送の全盛期を象徴するEH10の貴重な保存機、京都の博物館のようなところ
で屋内保存して、常時公開して欲しいと思うのは私だけでしょうか。

なお、公園からほど近い阪急淡路駅付近の立体交差化工事はこんな感じでした。
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