(有)花沢不動産

趣味の話など

レトロでんしゃ館

2021-06-27 | 一寸お出かけ(中部)
未発表お出かけ記・名古屋シリーズ最終回は「レトロでんしゃ館」。
名古屋市営地下鉄鶴舞線の終点、赤池駅が最寄りとなります。

日進工場の一角にあり、シールドマシンのモニュメントが目印です。


大小問わず鉄道系の博物館ではお約束、鉄道模型のレイアウト。
Nゲージでそこそこの密度でした。

某館のようにエリア縛りということもなく、写真にはE7/W7系やスーパービュー
踊り子が写っています。客が運転することができ、スーパーレールカーゴや
「ひのとり」(これらは近くを走りますね)も快走してました。子供がいなく
なったのを見計らって、私もちょっと運転。暴走させないのが大人の流儀です(笑)

市電・地下鉄保存館とのことで、市電は3両保存されています。
ボギー車(1400型)と連接車(3000型)が直列に並べられており、展示スペース
は意外に長さがあります。


私が感心したのは、地下鉄東山線の初代車両(2両)の展示。




日本の地下鉄としては東京、大阪に次ぐ3都市目の早い開業(1957年)です。
下の写真のように、弾性車輪や直角カルダン駆動など、当時の新技術が意欲的
に採用されています。また、上左の写真からは分かりにくいかもしれませんが、
床下は完全にカバーで覆われたボディマウント構造です。恐らくお金もかかって
いますが、未成熟な技術もあって短命だったのではないかと思います。

レイアウトはもう一つ小ぶり(一畳サイズ)なものもあり、似た感じの東山線
の旧型車(展示車両より一つ後の形式)の事業者限定品鉄コレが時々走り回って
いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トヨタ博物館

2021-06-23 | 一寸お出かけ(中部)
名古屋2箇所目の目的地は長久手にあるトヨタ博物館。

決してトヨタびいきだとか回し者(笑)ではないのですが、まとめて行くと割引
という事情もありまして。

エントランスにはトヨタ初の市販車、AA型が展示されています。


トヨタ車だけというケチなことはなく、他社の歴史的な車も多数展示されて
おり、まさに日本の自動車産業の発展史。


国産車だけでなく、さらに広い年代・国々の自動車のすごいコレクション。



別館には各社エンブレムやミニカーの展示があったり、特別展ではコンセプト
カーの展示が興味深かったです。
RAV4のコンセプトカーと製品版の並び。さらに右には現行型が並んでました。


かつてトヨタはバス等の大型車も手掛けてました(現在は日野が子会社ですが)


なお、当博物館へはリニモの利用(最寄駅:芸大前)をおすすめします。
藤が丘寄りはびっくりするような急カーブや急勾配があってゆっくり走りますが、
直線の区間ではさすが浮上式リニアと思わせる加速が体験でき、前面はガラス張り
で眺望も抜群です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トヨタ産業技術記念館

2021-06-21 | 一寸お出かけ(中部)
また過去の未発表お出かけネタに戻ります。

近鉄の新名阪特急「ひのとり」試乗を兼ねて、名古屋に行ってきました。


普通席でもバックシェル式の座席(なんぼ倒しても後席の迷惑にならない)で、
有料ながらもコーヒーマシンがあるなど、素晴らしい設備でした。ブルーリボン
賞も納得。

最初の目的地は名駅から名鉄で1駅の栄生が最寄り、トヨタ産業技術記念館。


豊田自動織機の旧開発拠点を再利用しての博物館ということで、歴代トヨタ車
の実車や自動車技術史といった展示も充実しているのですが…


さらに感銘を受けたのは自動車の生産設備の展示で、実際に動きます。
左:鍛造プレス
中:エンジンブロックの機械加工ライン
右:歯切盤


何台ものロボットが寄ってたかって干渉せずに車体を組み立てていく様子
は壮観。


日本の産業用ロボットは50数年前にユニメーション社からの技術導入から
始まり、自動車産業から普及しました。当時は電動ではなく油圧式です。


トヨタの祖業である紡績機械の展示にも大きくエリアが割かれており、
こちらの実演も圧巻でした。

小中学生だけでなく、工学を学ぶ学生さんや我々大人も勉強にもなる、大変
おすすめの博物館です。学生時代に見ておきたかったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

哀愁の仲間たち

2021-06-14 | 音楽
昭和の偉大な作曲家、菊池俊輔氏を偲んで。

http://musictrack.jp/musics/90411

10年以上前にに発表した耳コピー作品ですが、あらためてmusictrackにアップしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有名撮影地にて

2021-06-09 | 写真館
新幹線を三島で降り、引退間近の185系「踊り子」をサクッと一枚。


在来線で向かったのは、早川という変哲のない小さな駅。
一つ手前の根府川駅のほうはオーシャンビューで知られています。


早川駅から熱海方に30分ほど歩き、ミカン畑の中腹にあったのは、駿河湾
が一望できる昔からの有名撮影地です。




先客は数十人はいたでしょうか。ただし、道幅はそこそこ広く、道沿いに
ビューエリアが広がっているため、多人数でも密になることなく思い思い
の場所で撮ることができました。
貨物列車の牽引機がどういうわけかEF210以外なのが却って貴重でした。

実はこのミッションでは、もう一つ三島市内の有名撮影地を訪ねています
が、年明けにでも公開しようかと思います。(ということで、背景の想像
がつきますでしょうか)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

復活パレオエクスプレス

2021-06-08 | 一寸お出かけ(関東)
すっかりご無沙汰しており失礼しました。
越境自粛もあって最近のお出かけネタはありませんが、過去の未発表ネタを
ご紹介したいと思います。

首都圏に最も近いSL、秩父鉄道のC58「パレオエクスプレス」に初めて乗って
きました。点検で昨シーズンの運行はなく、機会を伺って今シーズン初運行の
翌日に乗ってきました。
今シーズンからwebでの予約が可能となったのも朗報で、席も余裕で選べたので、
もちろん機関車次位の窓際です。

途中停車駅での撮影タイムはいくつかありましたが、人が多く島式ホームなの
もあって、じたばたせずに終点の三峰口で撮るのが正解でした。


復路に向けて、転車台~機回し作業。
望遠気味ですが、編成全体の写真も撮れました。


今や貴重な木造の三峰口駅舎。


車内にて。
今回の列車は、今年の大河ドラマに因んでと思いますが、地元深谷の偉人で
ある「SL渋沢栄一号」の名が冠され、この日はバレンタインデーということ
もあって新一万円札を模したパッケージの大きなチョコレートが配られました。
  

今や民鉄では珍しくなった貨物列車、途中駅で何度も遭遇し、秩父鉄道では
まだまだ健在です。右写真は通過時の車内からの激写。


終点の熊谷では最後尾に電気機関車が連結され回送。


パワフルな印象があまりないC58の牽引で(SL銀河のような例もあって)、
てっきり電気機関車の後補機がつくものと思っておりましたが、20パーミル
の最急勾配もものともせず、終始単機で運転されていたのは意外でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする